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【エンタがビタミン♪】ハリー杉山、「映画が僕に自信をくれた」「映画は究極の喜怒哀楽」。東京国際映画祭は「心を“まっぱ”にして観て」<ロングインタビュー>

TechinsightJapan / 2014年10月22日 21時50分

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年に一度の映画の祭典『第27回東京国際映画祭』がいよいよ10月23日から開催される。今年は“SAMURAI(サムライ)”賞が新設され、北野武氏とティム・バートン氏が受賞するなど早くも話題になっているが、今年の“フェスティバル・ナビゲーター”を務めるのがタレントのハリー杉山だ。情報番組『ノンストップ!』(フジテレビ)のレギュラーとして「ハロハロ!」「ナイスワン!」のフレーズでお馴染みのハリーだが、実は大の映画好き。今回のインタビューでは映画の魅力について、そして自身と映画の関わりについて熱く熱く存分に語ってくれた。

──まず東京国際映画祭(TIFF)の“フェスティバル・ナビゲーター”に選ばれたお気持ちをお聞かせください。
ハリー:「僕でいいの?」「僕なんだ」「ものすごく光栄」、三段階でキメるとこんな感じでしたね。僕にとって映画というのは、人生にものすごく影響を与えてくれる素晴らしい存在です。その映画について話せる機会が与えられた上に、ナビゲーターは映画祭の“顔”ですから、僕にとっては夢の中の夢であり、仕事というよりも“極楽”ですね。TIFFを皆さんにもっと身近に感じてもらうのが僕の使命です。

──では、TIFFはどのような映画祭でしょうか。
ハリー:TIFFは今まで沢山の若手の監督に世界で輝くチャンスを与えました。これから世界を代表するクリエイター達の作品、そして監督や役者などと交流するチャンスを与えてくれるのがTIFFです。あとTIFFだけではなく、どんな映画祭でもハードルが高く、映画マニアや業界人しかいけないと思ってる人は意外と多いです。そんな事ないです。老若男女関係なく誰でも参加して感動できる機会なので、是非とも足を運んでいただきたいです。



■映画好きのルーツは母と観た『七人の侍』
──映画がとてもお好きなのが伝わってきました。何か映画が好きになるきっかけがあったのですか。
ハリー:子どもの頃、母親に銀座の地下の20席ぐらいの映画館へ、『七人の侍』『ドクトル・ジバゴ』『アラビアのロレンス』などを観に連れていかれました。ものすごく衝撃を受けました。『ドクトル・ジバゴ』は、ロシア革命の話ですが、15、16歳の子どもたちが機関銃で撃ち殺されていくシーンを今でも鮮明に覚えています。11歳までは日本にいたので、それまでは母親の影響で昔の映画もたくさん観ました。

──現在29歳のハリーさんがそのような映画を観ていらしたのは意外ですね。お母様はどうしてそのような作品をハリーさんに見せたのでしょうか。
ハリー:それはですね、子どものときは自分のアイデンティティは分からないし、(父がイギリス人、母が日本人の)僕はイギリス人か日本人かどちらなのかなと思っている中で、インターナショナルスクールに通っていたので自分は海外色が強まっていたと思います。『七人の侍』はおそらく日本の美徳や侍の文化を見せたかったのではないですかね。あとは単純にうちの“おかん”が“三船敏郎はいい男だ”ということを力説したかったのではないかと(笑)。そして『アラビアのロレンス』では肌の色が違ってもロレンスが現地の人と仲良くなっていく姿を観ました。その後、僕はイギリスに渡ったので、僕の心をオープンにさせるきっかけを母は作ろうとしたのではないでしょうか。

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