ツイッターでの「奇跡の再会」が生んだ縁 息ピッタリ「滝」と「ブロッコリー」の2人

J-CASTトレンド / 2019年5月9日 15時0分

川端の湯宿 滝亭

ゴールデンウイーク前日の4月26日、同日を「風呂の日だ」、「ブロッコリーの日だ」と主張し合い、ツイッターをにぎわせたアカウントがあった。石川・金沢の温泉旅館「川端の湯宿 滝亭(以下、滝亭)」と、同・白山市の農業法人で、農産物の生産・販売業「有限会社安井ファーム(以下、安井ファーム)」だ。

両アカウントはどちらも、プロフィール欄にある登録日は19年1月で運用歴は短い。だが2月20日に行ったプレゼントキャンペーンを皮切りに、毎月26日や、4月1日のエイプリルフールなどに息の合った掛け合いを見せ、ツイッターユーザーを楽しませてきた。次々とユニークなコラボができるその理由は、両アカウント担当者の珍しい縁にある。

エイプリルフール当日は「竜亭」と「安汫ファーム」に変身

「安井ファーム@yasuifarm の中の人は小中学校の同級生でした」

2月20日、滝亭がプレゼントキャンペーンについて説明したツイートにある通り、両アカウントの担当者は小・中学校生活を共に送った同級生。そのため例えば、「攻めている」と感じさせるコラボも可能になる。顕著だったのが、エイプリルフールだ。

4月1日朝、滝亭が「アカウント名から滝の『さんずい』がいなくなり『竜亭』になった、見かけた方は一報を」という趣旨のツイートをすると、ユーザーからは「どこかで見かけました」、「お友達のところに家出したらしいよ」と複数の目撃報告リプライが。実は同時期に安井ファームのアカウント名がひっそりと変化し、「安汫ファーム」になっていたのだ。さらに同日、安井ファームが独自にツイッターに投じた「ブロッコリー」の新名称を決めるためのエイプリルフール用高速ルーレットの選択肢100種の中にもさんずいが紛れ込んでいるという二段オチだった。

ユーザーに存在を認識してもらううえで非常に重要な「アカウント名」を一時的にでも変更できたのは、2人だからこそ可能だったのだろう。

「お互いが相手にないものを持っている」関係

実はこの2人、示し合わせて同時に「中の人」としてデビューしたわけではない。2019年2月にツイッター上で「再会」したばかりなのだ。

J-CASTトレンド記者が両アカウントにそれぞれ電話取材を行ったところ、2人は小中学生時代にはほとんど一緒に遊んだことがなかったという。だが中学卒業から約4年後、滝亭担当者が当時勤めていた居酒屋を安井ファーム担当者が偶然利用したことで再会。2度目は18年夏過ぎ、お互いに別の知人を訪ねて足を運んだアパートの廊下でばったり。そして3度目はツイッター上で出くわした。滝亭担当者はこう明かす。

「その頃、流行らせたい一心でよくツイートしていた『#旅館あるある』というハッシュタグをエゴサーチしていたら、安井ファームがそれを使ってつぶやいているのをたまたま見つけたのです。その時点で彼が安井ファームのフェイスブックを運用していると知っていたので『きっとツイッターの中の人も彼だ!』と思い、すぐ連絡しました」

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