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積水ハウス「賃貸ZEH」地球にやさしく快適な暮らしを 高い断熱性で大幅な省エネ

J-CASTトレンド / 2021年3月2日 15時30分

積水ハウスのシャーメゾン ZEH モデルハウス

積水ハウス(大阪市)は、脱炭素社会の実現に向け、賃貸住宅のネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(賃貸ZEH)を同社の賃貸住宅「シャーメゾン」ブランドで展開している。

2021年2月25日、埼玉県にあるシャーメゾン ZEH モデルハウスを取材した。エネルギー管理タブレット、蓄電池、高効率エアコンやLED照明などのあらゆる設備を備え、高い断熱性をもった「地球にやさしい住まい」を見学した。

断熱性能で冷暖房の必要性を最小限に

ZEHとは、夏は涼しくて冬は暖かい「断熱」の性能向上などによって、室内環境の質を維持しつつも大幅な省エネルギーを実現した上で、エネルギー消費量の収支ゼロを目指す住宅。積水ハウスは賃貸ZEHを本格的に展開しており、2021年1月時点で累計受注戸数は3806戸にのぼる。

同社常務執行役員で環境推進担当の石田建一氏は、最近はエコバッグの利用やリサイクルファッションの浸透など「環境に良いこと」への関心が若い世代にも高まっていると説明。一方で、環境に考慮した住まいに対する関心は低いと指摘した。そこで「若い人がZEHを建てるのは難しいが、賃貸というかたちでこうした住まいを提供していきたい」と話した。

モデルハウスでは、住宅全体が断熱性能をもっており、冷暖房の必要性を小さくしつつ年間を通して快適な暮らしが実現できる。記者が見学した2月25日はまだ寒く、外は空気が冷たかったが、部屋は暖房なしでも十分暖かかった。

リビングにある大きな窓は、高断熱複層ガラスと高断熱サッシの二重構造になっている。同社がこのモデルハウスで実施した温度変化の測定結果がある。日中暖房をつけて23度前後の室温を維持し、その後22時に暖房を切った。すると、外気は0度近くても、室温は16.4度を保ったままだった。一般的な住まいでは、同じ条件下だと室温は10度を切るそうだ。

太陽光発電設備で急な停電に対応

近年、全国各地で台風や地震などの自然災害が頻発している。今後も、災害によって急に電力が使えなくなる事態が生じるかもしれない。賃貸ZEHでは、太陽光発電設備があるため、急な停電が発生しても晴れた昼間であれば電気の使用が可能だ。テレビから情報収集したり、スマートフォンを充電したりできる。

また、住宅の屋上に設置された太陽光発電機を部屋ごとに割り当てる「入居者売電タイプ」を取り入れれば、入居者は余った電力を売電でき、月平均6000円の光熱費削減につながるそうだ。

そのほか、室内にはLED照明や高効率のエアコン、トイレには省エネ節水便座を設置し、徹底的に電力の負荷を削減する。同社は2022年にZEH率90%を目指すという。

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