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「ahamo」通信量オーバーしても1Mbps 速度制限されても意外と速いワケ

J-CASTトレンド / 2021年7月20日 20時0分

通信制限にかかったのに、動画が見れるぞ?(写真はイメージ)

ソフトバンクは、スマートフォン(スマホ)向け料金プラン「LINEMO」ブランドで、新しく「ミニプラン」をスタートしている。月額990円(税込・以下同)で、通信量は月あたり3ギガバイトまで。通信量月20ギガバイトまで・月額2728円という従来のLINEMOのプランは、「スマホプラン」としてひき続き提供される。

ミニプランは、通信量が3ギガバイトを超過すると、通信速度は「330kbps」に制限される。各携帯キャリアでは、通信量に制限のあるプランについて、超過後の通信速度を最大128kbpsとしていることも多い。他方、LINEMOの「スマホプラン」やNTTドコモの「ahamo」といった新料金プランだと、実は最大1Mbpsが設定されている。

ソフトバンクは「ブランド毎の戦略的な違い」

例えばドコモの「5Gギガライト」「ギガライト」や、au(KDDI)の「ピタットプラン 5G」「ピタットプラン 4G LTE」では、1か月の間に通信量が7ギガバイトを超過すると、通信速度は最大128Kbpsに制限される。ソフトバンクの「ミニフィットプラン+」「スマホデビュープラン」でも、3ギガバイト超過後は同じく最大128kbpsとなる。

データ通信サービス「Skyberry」の公式サイトによると、128kbpsは「通信速度としては非常に遅い」と説明している。動画や写真の送受信をする時に、不便を感じる可能性があるという。

「ahamo」、KDDIの「povo」、「LINEMO」のスマホプランだと、いずれも所定の通信量は月20ギガバイトまでだが、超過後の送受信速度は最大1Mbpsだ。128kbpsよりも、約8倍速い。なぜ128kbpsではなく1Mbpsと定めたか、3社に取材した。

KDDIの広報担当者は「市場の環境を踏まえて」povoの通信制限時の速度を1Mbpsに設定したと話した。市場の状況や利用者のニーズに合わせてサービスを提供しているとの説明だ。「ひき続きお客様の利用スタイル・ニーズに合わせてプランを検討していきたいと思います」とした。

ソフトバンク広報に聞くと、「ブランド毎の戦略的な違い」が理由だと説明。ドコモ広報は、SNSやゲーム、普通画質の動画などが「ストレスなく利用できること」や、「通信設備への影響等総合的に勘案し、1Mbpsとしております」と回答した。

高画質じゃない動画なら閲覧できる

最大1Mbpsという通信速度だと、ウェブサイトの閲覧やSNS、ゲーム、ストリーミング、普通画質の動画などがストレスなく利用できるとドコモ広報は説明。ソフトバンク広報は、「動画サイトも低画質なら閲覧可」とし、SNSの利用や、音楽配信サービスでデータ容量の大きくない曲を聴く分には「問題ない」と話した。

なお、冒頭の通り、LINEMOのミニプランは容量オーバー後の通信速度が300kbpsに制限される。スマホプランと異なり1Mbpsでない理由は「月額990円のミニプランを実現するためのコスト見合い」だとソフトバンク広報は話した。

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