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シンガポール・オーストラリア、隔離なし相互一般渡航可能なトラベルバブル導入で協議(シンガポール、オーストラリア)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2021年3月18日 12時0分

シンガポール外務省は3月14日、オーストラリアとの間で隔離なしの相互一般渡航を認める「トラベルバブル」導入の可能性について、協議中だと明らかにした。また、同省はオーストラリアと現在、新型コロナウイルスのワクチン接種証明の相互認証と、学生とビジネス出張者を優先的に渡航再開することについて話し合っているとも述べた。

同省の発表は、オーストラリア紙「シドニー・ヘラルド・モーニング」が同日付で、7月までにトラベルバブルを開始し、ワクチンを接種すればオーストラリアからシンガポールへの出張や、観光目的の短期渡航を認める可能性を報じたことを受けたもの。16日時点で、オーストラリアからシンガポールへの一般渡航者については、感染低リスク国として事前にエアトラベルパスを取得し、到着時にPCR検査をして陰性ならば、入国後の隔離義務はない。しかし、シンガポールからオーストラリアへの渡航については、隔離の対象となる。

シンガポールは2020年11月22日から、香港との間でトラベルバブルを開始する予定だった。しかし、香港で新型コロナウイルス感染が再拡大したことにより、開始前日の11月21日にトラベルバブルを延期した。その後、シンガポールは3月16日時点で、トラベルバブルを設置している国はない。

低・中感染率国・地域との間でワクチン接種者対象の相互一般渡航、2021年下半期に開始可能性も

一方、シンガポールのオン・イエクン運輸相は3月12日に地元ラジオ局とのインタビューで、2021年下半期中に新型コロナウイルスの低・中感染率の国・地域と、ワクチン接種者を対象に相互一般渡航を開始する可能性について言及した。オン運輸相は「シンガポールを訪れて(隔離期間の)14日間も滞在する人はいない」と述べ、隔離義務が渡航の障害になっていると指摘した。また、検査とワクチンを組み合わせることで「安全な旅行の回廊を構築することができる」とも語った。

シンガポール保健省によると、同国では3月15日までに54万9,254人が1回目のワクチン接種、24万3,169人が2回目の接種を終えた。4月末までに125万人が接種する見通し。

(注)シンガポール入国前にエアトラベルパスを取得し、到着時にPCR検査をして陰性ならば、その後の隔離義務を免除する感染低リスク国は3月16日時点で、オーストラリア、ブルネイ、中国、ニュージーランド、台湾の5カ国・地域。詳細はシンガポール移民局のセーフトラベルのサイトを参照。

(本田智津絵)

(シンガポール、オーストラリア)

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