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ムンバイでコンテンツ関連イベント開催、日本のアニメ技術に高い関心(インド、日本)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年9月24日 0時50分

インド西部ムンバイで9月3~4日、コンテンツ関連のBtoBイベント「アニメーション・アンド・モア・サミット2024」が開催された。コンテンツ関連企業19社がブースを出展し、自社の作品やサービスについて紹介した。

会場ではインドのコンテンツ産業に関わる専門家による講演などのセッションや、人気ユーチューバーによるプレゼンテーションなどが行われた。また、アニメや映画の制作会社によるマスタークラス(注)も開催され、受講者には、制作会社での有給インターンシップ機会を獲得した学生などもいた。

ジェトロもイベント会場にブースを構え、オンラインカタログサイト「Japan Street」の広報を行った。ブースには大手放送局や映画配給会社、オンライン配信会社、アニメ制作会社、研究機関、映像クリエーターなどが来場した。コンテンツライセンスを取得したいインドの配給・配信会社だけでなく、現地に合わせたコンテンツのリメークを考えるインドのアニメ制作会社も、日本発のコンテンツに対して高い関心を示した。

最近では、インドの古代叙事詩「ラーマーヤナ」のアニメ版が日本とインド両国の制作会社によって共同制作されるなど、インドの業界内でもアニメ制作への注目が集まっている。イベント会期中、日本のアニメ制作技術を学びたいと考えている学生がジェトロのブースに来訪するなど、関心を持つ若い世代の姿も見られた。

写真 ジェトロの出展ブース(ジェトロ撮影)

ジェトロの出展ブース(ジェトロ撮影)

(注)特に芸術分野の専門家が学生を対象に行う講義。

(ジェニカ・カルラ、川崎宏希)

(インド、日本)

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