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ムンバイで酒類の国際展示会開催、鳥取県の酒蔵などが出展(インド)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年9月20日 10時40分

インド西部マハ―ラーシュトラ(MH)州ムンバイで9月18~19日、ワインを中心とする酒類の国際展示会「ビンエクスポ・インディア(VINEXPO INDIA」」が開催された。ワインのほか、果実酒、ウイスキー、ジン、ウオッカ、日本酒などが出品された。

インド産ワインは日本ではあまり知られていないが、MH州ナシックはワインの一大産地で、インドのワイン生産の約90%を占めている。

展示会では、MH州を本拠地とするスーラ(SULA)やフラテッリ(FRATELLI)などの地場ワイナリーのほか、モニカ(MONIKA)、ビノポリス(Vinopolis)、ブイベブ(VBev)、ガスト(Gusto)などムンバイの輸入卸売業者が多数出展し、国内外の幅広い酒類ブランドを取りそろえていた。

日本からは、鳥取県の複数の酒蔵が共同で日本酒を出品した。インドでの日本酒の認知度はまだまだ低いのが現状だが、ビーガン認証を取得するなど、ベジタリアンの多いインド市場での普及に向けた工夫がなされている。そのほか、日本からは梅酒やジンなどが出品された。

写真 鳥取県の酒蔵の共同出展ブース(ジェトロ撮影)

鳥取県の酒蔵の共同出展ブース(ジェトロ撮影)

国別では、米国カリフォルニア州やオーストラリア・ニューサウスウェールズ州のワイナリーが共同ブースを出展した。会場の一部には講演ブースが設けられ、出展者による自社商品プロモーションなどのプレゼンテーションが行われた。

(篠田正大)

(インド)

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