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第13回ベトナム共産党大会、チョン書記長が異例の3期目継続(ベトナム)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2021年2月8日 0時30分

添付資料PDFファイル(110 KB)

ベトナム共産党は1月25日から2月1日までの間、ハノイ市内の国家会議場で第13回共産党全国代表者大会を開催し、第13期党指導部の人事決定を行った。併せて、第12期(2016~2020年)決議の実施評価と今後の党および国家の方針決定をした。全国の党員510万人を代表して、過去最多の1,587人が出席した。

党の人事は、まず中央執行委員200人(補欠20人を含む)が選出され、その新たな中央執行委員によって政治局員をはじめ、書記長、書記局員、中央検査委員が選出された。

党の「実質的な最高権力機関」である政治局には、18人が選出された。そのうち再任は8人、新任は10人だった(添付資料表参照)。平均年齢は62.5歳で、前期よりも平均年齢が上がった。女性は前期の3人から1人に減った。出身地域別にみると、前期よりも中部、特にゲアン省出身者が多い結果となった。

第13期の書記長には、グエン・フー・チョン書記長が再任された。チョン書記長は1944年4月14日生まれの77歳(注)。ハノイ市党書記、国会議長などを歴任し、2011年1月に第11期の党書記長に就任。2016年1月に第12期の書記長に再任されており、今回で3期目となる。書記長を3期連続で務めるのは異例で、1976年の南北統一以来初めて。チョン書記長は2018年10月23日から、故チャン・ダイ・クアン国家主席の後任として国家主席も兼任している(2018年10月24日記事参照)。

日本との関係では、チョン書記長は2015年9月に訪日して安倍晋三首相(当時)と会談し、2017年1月には訪越した安倍首相と会談。2018年11月には国家主席としてAPEC首脳会議に出席し、安倍首相やAPEC加盟各国の首脳らとの会談を行った。また、2020年10月に訪越した菅義偉首相とも会談を行っている。

国家主席、首相、国会議長をはじめとする他の要職は、2021年5月末から開催が予定されている次期国会で正式決定する見通し。

(注)ベトナムの年齢の数え方に基づく。日本の年齢の数え方では76歳に相当。

(グエン・ラン)

(ベトナム)

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