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新型コロナ警戒レベル1に引き下げ、約2カ月ぶりにほぼ全ての経済活動再開(南アフリカ共和国)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2021年3月3日 13時10分

南アフリカ共和国のシリル・ラマポーザ大統領は2月28日、新型コロナウイルス対策の進捗にかかる国民演説を行った。2020年末に国内で発見された新型コロナウイルス変異株「501Y.v2」による感染急増を受けて実施した「調整された警戒レベル3」(2021年1月6日記事参照)が奏功し、新規感染者数は直近1週間で約1万人と、順調に減少していると説明した(12月最終週は1週間で約9万人)。感染対策のため一部の経済活動を制限してきたが、通常の状態に戻す必要があるとして、現在の感染状況を踏まえ、警戒レベルを1に引き下げると発表した。政府は2月2日に制限の一部を緩和していたが(2021年2月3日記事参照)、警戒レベル1への引き下げは約2カ月ぶりとなった。

主な制限の緩和内容は以下のとおり。

夜間外出禁止時間を午前0時~午前4時に短縮(これまでは午後11時~翌日午前4時)
集会の許可(上限人数を屋内100人、屋外250人に拡大)
酒類の店頭販売の通常営業を許可(これまでは月曜~木曜の午前10時~午後6時に限定)

詳細は官報に即日掲載された。

なお、ナイトクラブの営業や葬儀前後の集会など一部の活動は制限が続くほか、公共の場でのマスク着用義務や、30の陸路国境の一時閉鎖も継続が決まった(22の主要陸路国境は2月15日に一時閉鎖解除、2021年2月18日記事参照)。

南アでは新型コロナウイルス感染拡大の第2波が過ぎ、2月中旬から医療従事者を対象にワクチン接種(2021年2月22日記事参照)が始まった。一方、世界保健機関(WHO)の3月1日のレポートによると、周辺国のモザンビークやザンビアでは直近1週間の新規感染者数が5,000~6,000人台と急増しており、南部アフリカ域内では感染が拡大傾向にある。

(高橋史)

(南アフリカ共和国)

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