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JERA、米国の火力発電で最大40%の水素混焼へ(米国、日本)

ジェトロ・ビジネス短信 / 2021年7月30日 10時35分

国内外で火力発電や再生エネルギー事業などに取り組むJERA(本社:東京都中央区)は7月28日、米国子会社を通じて参画している米ニュージャージー州のリンデンガス火力発電事業の事業会社リンデン・コージェン・ホールディングスが米石油精製大手フィリップス66(テキサス州ヒューストン)との間で、石油精製所で生産した水素を含むガスの引き取りに関する契約を締結したと発表した。JERAは、米子会社のJERAアメリカズ(テキサス州ヒューストン)を通じてリンデン市にある本事業会社に50%を出資している。

本事業会社は、リンデンガス火力発電所6号機で、隣接するフィリップス66のベイウェイ石油精製所が供給する水素を含むガスと天然ガスの混焼を行えるよう、2022年ごろの工事完了を目指し、既存のガスタービンの改造工事を進めるとしている。完工後は最大40%の水素混焼が可能となり、6号機からの二酸化炭素(CO2)排出量を最大で1割を削減できる見込みという。

JERAは、水素利用が可能な米国で先行して発電所での利用を進めることにより、今後の国内外の事業に展開可能な技術力や経験の蓄積を目指す考えだ。JERAは2050年に国内外の事業から排出されるCO2の実質ゼロを目指しており、火力発電については、よりグリーンな燃料の導入を進め、発電時にCO2を排出しないゼロエミッション火力を追及している。

(沖本憲司)

(米国、日本)

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