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二日酔い対策に効く身近な食べ物

JIJICO / 2014年12月28日 10時0分

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二日酔い対策に効く身近な食べ物

白菜に多く含まれるビタミンCにはアルコール解毒作用がある

このシーズンになると必ず出てくる話題が「二日酔い対策」です。そもそもは「お酒の量に節度を持つ」「体調の悪い日は飲酒しない」といった対策が最も有効ですが、いわゆる「お付き合い」もあり、なかなか難しいのが現実でしょう。そこで今回は、身近な食べ物で二日酔い対策を紹介します。

まずは、「白菜」です。白菜は、「本草綱目」という古代より伝わる中国の書籍で「食すると肌が潤い」「内臓に効く」「排泄が滑らかになる」などの働きがあるとされており、東洋医学的効能としても、消化を促進し胃腸を整える「消食下気」、酒の毒を解消する「解毒種」などがあるとされています。また、白菜はビタミンCを多く含んでいる野菜としても有名で、ビタミンCはアルコール解毒作用があるといわれており、疲れた肝臓を助けてくれます。

鍋物、漬物、炒めものなど、冬場の宴会で必ずと言って良いほど登場する野菜なので、二日酔いが心配な人は積極的に食べると良いでしょう。普段から下痢気味の人は、体を温めるタイプの物ではないため控えめにするか、生姜などの温性の食べ物と一緒に食べると良いでしょう。

ビタミンC、クエン酸が豊富なグレープフルーツもオススメ

そして、「グレープフルーツ」です。グレープフルーツは健康的な食材としても有名ですが、白菜と同様に、アルコール解毒作用を助けてくれるビタミンCを多く含んでいます。また、クエン酸も豊富で、唾液や胃液の分泌を活発にするため、消化促進なども助けてくれます。さらに果糖は、ビタミンC同様にアルコール分解をサポートしてくれる成分ですので、飲酒の後にはオススメの食材といえるでしょう。

東洋医学的な効能でも、グレープフルーツは気の巡りを良くして胃の機能を回復する「行気和胃」、酒の分解を促進して二日酔いを解消する「解毒」があります。また、古くから「酸味は肝を助ける」と東洋医学ではいわれており、その意味においてもグレープフルーツは二日酔い対策として有効な食材なのです。

お酒を飲んだ後にそのまま食べるのが一番ですが、グレープフルーツジュースや果汁がしっかりと入った食品を摂取しても良いでしょう。朝食の時に摂取するのもオススメです。

お酒を飲み過ぎてしまった後は、しっかりと二日酔い対策を行って、翌日の仕事のパフォーマンスを低下させないようにしましょう。「酒は飲んでも飲まれるな」。生活や仕事に差し障りがないように程々に楽しみましょう。

(早川 弘太/健康コンサルタント)

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