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11月7日は「鍋の日」。簡単で体の調子も整うおすすめ鍋料理は?

JIJICO / 2017年11月7日 11時50分

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11月7日は「鍋の日」。簡単で体の調子も整うおすすめ鍋料理は?

11月7日は鍋の日

11月7日は「鍋の日」ということをご存知でしたか?鰹節などの製造会社であるヤマキ株式会社が「いい(11)な(7)べ」の語呂合わせと、毎年この日が二十四節気の立冬となる場合が多いことに着目し、立冬を機に、鍋物がよりおいしくなる季節を知ってもらいたいという思いや、家族で鍋を囲んで“おうち鍋”を楽しんでいただきたいという願いを込めて2001年に制定したそうです。

ヘルシーで簡単・気軽に作れる鍋料理

お鍋は魚介、肉、豆腐など良質なたんぱく質や野菜のビタミン、ミネラル、食物繊維がバランスよく摂れて、身体も温まり、ヘルシーで健康や美容にも最適なメニューとして世界的にも注目されています。また、鍋一つで調理でき、下ごしらえが簡単で洗い物が少なく、片付けが楽というまさにスーパーエコなメニューで忙しい主婦の強い味方です。

そして鍋はバリエーションが無数にあります。「寄せ鍋」や「水炊き」などのあっさりとした味わいのものや、「キムチ鍋」「カレー鍋」など辛味を利かせたもの、「チーズ鍋」「クリーム鍋」など濃厚でコクのある洋風鍋など、使用する食材や調味料、スパイスなどで味を自由に変化させることができ、最後の締めも楽しみの一つです。野菜の旨みが凝縮されたスープにごはんを加えて雑炊風、またはリゾット風にしてもよし、麺類を入れてトッピングや調味料を変えればジャンルも和洋中と色々楽しめます。

また、美味しさはもちろんですが、煮込むことで、野菜の水溶性ビタミンやファイトケミカル(抗酸化成分)がスープにしっかり溶け込み、余すところなくすべて頂くことは、スープに溶け込んだ栄養素もまるごと摂取できるというメリットがあり、健康にもとてもよいとされています。

今は1人暮らしの方でもコンパクトサイズの土鍋やミニ卓上調理鍋など種類も多数販売されており、1人や少人数でも気軽に鍋料理が楽しめるようになりましたね。

体の調子を整える「酸辣湯風鍋」のご紹介

それでは、ここで体の調子を整え、冷え性や風邪予防におすすめの「酸辣湯風鍋(さんらーたんふうなべ)」をご紹介しましょう。まず、えのきだけ、しめじ、椎茸、舞茸、きくらげなど、お好きなキノコ類をたっぷり用意して下さい。野菜は白菜、水菜、もやし、ネギなどがおすすめですが、たけのこやパプリカ、青梗菜、ごぼう、ニラ、豆腐などを加えても美味しいです。肉は豚バラ肉を使用し、塩こしょうで軽く下味をつけておきます。

鍋に鶏ガラスープ500CCを注ぎ、沸いたらお好みの野菜とキノコ類、豚肉を加え、肉の色が変わったら醤油大さじ1杯半、酒大さじ1、おろしにんにく小さじ1、塩少々で味付けをし、水溶き片栗粉を加えてゆるめのとろみがついたら溶き卵2個分を加えます。

深めの取り皿を用意し、お好みで酢大さじ1杯半、ラー油と黒胡椒を各適量入れ、スープを注いでから火が通った野菜や肉を頂きます。取り皿のほうに酢やラー油などを入れることで、辛いのが好きな方は自由に味を調節できますし、鍋のほうに酢を加えてしまうと酸味が飛んでしまうのでこの食べ方がおすすめです。締めはラーメンを加えれば酸辣湯麺になります。

この酸辣湯風鍋は低カロリーで食物繊維が豊富な旨みのあるキノコ類がたっぷり入っているので、スープにもキノコのいいダシが出ます。そして、疲労回復効果の高い豚肉や酢を使用し、スープに水溶き片栗粉を加えることで冷めにくく、保温効果もアップし、冷えや風邪を予防します。

野菜不足が解消でき、ヘルシーで体が温まる「酸辣湯風鍋」をぜひ一度お試し下さい。

(小針 衣里加/料理研究家)

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