知らない間に借金を相続しないために!親が亡くなったら確認すること

JIJICO / 2018年3月29日 7時30分

写真

知らない間に借金を相続しないために!親が亡くなったら確認すること


まず遺言書があるかどうかの確認をする

詳細は省きますが、遺言書は公正証書遺言と自筆証書遺言に大別されます。公正証書遺言は現在「遺言検索システム」というサービスを利用すれば遺言書の有無が確認出来ます。確認出来る内容は「遺言者の氏名、生年月日、公正証書遺言の作成年月日」と「保管されている公証役場」が分かります。

ただしこのシステムを利用出来るのは、法定相続人、受遺者、遺言執行人等に限られ、その際は遺言者本人の死亡を証明する資料(除籍謄本等)、照会を依頼した者が相続人等であることを証明する資料、さらに本人確認用の資料(免許証等)を事前に用意しなくてはいけません。

自筆証書遺言の場合は想定できる場所を推測するしかありませんが概ね以下のような場所で保管されていることが多いようです。

仕事で関係のある弁護士や資格者遺言信託の場合は信託銀行から毎年通知される照会通知の確認自宅の場合は金庫や書斎のデスクの引き出し、本棚の裏、仏壇の中会社経営者であれば会社の専用デスク、金庫等少数例では愛車のトランク内、日記帳の間、ゴルフバッグの中等

なお、一般的にどのくらいの割合で遺言書が残っているのか、という点については諸説あり、一概に何割くらいはある、とは言えないのが現状です。当然ではありますが、親が亡くなる前に確認しておくのがベターです。

次に相続人が誰なのかを確認する(相続人調査)

法定相続人が何名なのかが確定できないと相続分が確定出来ません。そのため、相続人調査が必要になります。相続人の範囲は民法によって定められていますのでその範囲内で存命中の相続人を確定します。

まず、亡くなった方の配偶者は常に相続人です。ちなみに内縁関係の場合は相続人には含まれません。

次に第一順位に死亡した人の子供 子供が既に亡くなっている場合はその子の子(孫)、孫(ひ孫)といった直系卑属で、第二順位は死亡した人に子や孫がいない場合に相続人になる死亡した人の父母、祖父母といった直系尊属になります。

第三順位は上記の直系尊属も卑属もいない場合に死亡した人の兄弟姉妹になり、兄弟姉妹が死亡している場合はその子(甥、姪)になります。

相続人調査の場合注意すべき点は亡くなった方が再婚で先妻との間に子がいたかどうか、さらに婚姻関係にない相手との間の子(婚外子)の確認です。

これらは死亡者の戸籍を確認することで判明します。また婚外子であっても認知されていない場合は相続人に含まれないのでこの点の確認も欠かせません。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
ジジコ

トピックスRSS

ランキング