故人が生前契約していた有料サービス、相続人を困らせないためのポイントは?

JIJICO / 2018年8月19日 7時30分

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故人が生前契約していた有料サービス、相続人を困らせないためのポイントは?


情報の棚卸で分かる「意外に多い契約数」

自分のことは自分が一番よく知っている、ではお聞きしますが貴方が現時点で契約している各種サービスを全て把握していますか?そのサービスは有料ですか?そのサービスの使用料は「口座引き落し」ですか「振り込み」でしょうか?

主な有料契約とは以下のものが挙げられます。

1.公共料金関係 ~電気、ガス、水道 2.通信関係 ~電話契約(固定電話、携帯電話) 3.通信関係Ⅱ ~インターネット(プロバイダ)契約 4.通信関係Ⅲ ~新聞購読契約、NHK受信契約 5.通販関係 ~クレジットカード会社契約、定期購買・購読契約等 6.各種保険 ~保険契約 7.証券会社 ~口座維持管理料、信託報酬等 8.貸金庫 ~使用契約

まず、全てを把握できていましたか?さらにこれらの契約に関する費用は口座引き落し契約でしょうか、自分での振り込み契約でしょうか?

死亡後に契約や支払いが続いた結果トラブルになった例

例えば、個人名での各種契約の中には、契約更新の期間中に解約を含めた契約内容の変更の申し出がない限り、自動的に契約が更新されるものがあります。当然新たな年間の契約料が自動的に引き落しとなります。各種保険契約や損害保険等の多くはこのパターンが多いので、契約の事実を家人に知らせていないと将来のトラブルの元となる恐れがあります。

身近な例では年間12回、毎月のお届けという食品や嗜好品の通販等も、一括振り込みの契約の場合、契約満了まで商品が届けられます。 契約者死亡の為、契約の途中解除を申し入れた場合の対応(残金の返金等)は各社で異なるようなので、事前の確認が欠かせません。

振り込みと引き落としの違い~引き落としは放置すると危険!

仮に契約の当事者である貴方に万が一の場合、引き落とし契約は契約者死亡の連絡、または契約の解除の申請が無い限り契約は継続されますので口座に残金がある限り延々と引落しが続きます。振り込みの場合はこの心配はありませんが、未納、延滞が続けば督促の対象となり、場合によっては相続人との間に訴訟問題に発展する危険性もあるのです。

特に、故人が持ち家で一人暮らしをしていた場合等、郵便物は投函されたままとなります。相続人や親族が遠方に居住していた場合等は直ぐに空き家同然となってしまい、投函された事実に気付かないままというケースも出てきます。こうなりますと督促側は「なしのつぶて=無視」の扱いを受けたと考えますから、心情的にも険悪な状態を招くことは必至です。

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