「気持ちがなんだかしんどい…」と思ったら「どの段階」で「誰に相談」すべき?

JIJICO / 2018年8月30日 7時30分

ただ「臨床心理士」の資格の有無を除いても、どのカウンセラーを選ぶかについては、その経歴(臨床経験)が一つの重要な基準となると考えます。このカウンセラー自身の経歴は、今のインフォームドコンセントでは利用者への必要な情報開示として挙げられています。

また「秘密保持」を十分しないカウンセラーも避けるべきです。例えば、自分の担当した相談者のことを気軽に「事例(ケース)紹介」と称して、講演で話したり本で紹介しているカウンセラーです。

次に、特定の心理療法によって絶対良くなるなどと宣伝しているカウンセラーも避けた方がいいでしょう。なぜなら、万能のカウンセリング技法というものは存在しないというのが、各種の実証的な研究結果の結論だからです。

「賢い消費者」になることが悩み解決をスムーズにする

以上結論は、メンタルヘルスにおいても利用者として「賢い消費者」になるということです。私は常々、うまく援助を求めるのも一種のスキルと考えています。実際に悩みを抱えている時には、気持ちの余裕がなくて難しいことかもしれませんが、なんといっても自分のためですから。

(村田 晃/心理学博士・臨床心理士)

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