子どもの吃音、症状について理解を深めいじめをなくそう

JIJICO / 2018年12月14日 7時30分

しかし吃音者が望んでいるのは、吃音の症状を人に知ってもらうこと、自分の吃音のことを人に聞いてもらうことではないでしょうか?少なくとも私は吃音者本人から、「吃音の話をしてもらえてうれしかった」といった感想をもらったことがあります。

吃音への理解を深め、適切な接し方を知り、以下の情報を参考にしながら差別と偏見をなくしていきましょう。

◇本人は自分の吃音のことを話したくても話せないでいることを理解し、普段から機会を設けて本人の吃音に対する思いを聞いてあげること。

◇話を聞く時はせかさないようにし、本人が話を言い終えるまでしっかり聞くこと(最後まで待つ)。

◇吃音者に対して話をする時も、質問攻めにしてまくし立てないようにする。

◇安心感を与えるような話の聞き方や接し方をすること。

◇無理やり治そうとするのではなく、それがその人の特徴なのだと受け入れること。

◇吃音をやじらないこと。

そして最後に、吃音者本人が人に話をする時は、話し始める時に急いで話そうとするのではなく、まずは一呼吸置いてから話し始めてください。どもりそうになったらいったん話を中断し、また一呼吸置いてから改めて話すようにしてみてください。

それでも症状を治すことは難しいですが、少しでも吃音に対する悩みが軽減するように、本人もまわりの人も吃音についての理解を深め、社会全体で意識を改善したいものです。

(宮本 章太郎/心理カウンセラー)

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