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インターネット広告の効果的な使い方とは?

JIJICO / 2022年1月28日 12時30分

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インターネット広告の効果的な使い方とは?

インターネット広告出稿の「目的」を明確にする

最近はフリーランスの方や、メルカリなどをきっかけにして自らインターネットで商取引する人も増えています。自分で商いを行う際には、集客のために「インターネット広告を出稿したい、でも莫大な費用がかかりそう」と考えている人も多いのではないでしょうか?そこで今回は、「インターネット広告で効果を得るためにはどのくらいの費用をかければいいのか?」解説していきます。一般の方にはなじみのない話かもしれませんが、副業をはじめ多様な働き方が求められるこれからの時代、誰もが個人事業主的な働き方が求められる可能性を考えると知っておいて損はしないと思いますので、ぜひ一読ください。「最適な広告費」を算出する方法は、広告出稿の目的によって異なります。ここでは、2つの目的別に、最適な広告費を算出する方法をお伝えします。

売上額の増加が目的の場合

広告予算 = (クリック単価)÷(成約率)×{(売上目標額)÷(客単価)} クリック単価とは、広告が1回クリックされたときにかかる費用のことです。また、成約率とは、全クリックの中でお問い合わせにつながった割合です。100クリックでお問い合わせ1件の場合、成約率は1%(=1件÷100クリック)となります。

例えば、月間の売上目標が50万円、クリック単価が75円、成約率が1%で客単価が10,000円の場合を考えてみます。 このとき、「広告予算 = (75円)÷(1%)×{(500,000円)÷(10,000円)}」 = 375,000円となるため、最適な月間の広告予算は375,000円となります。

「クリック単価や成約率はどうやって求めるの?」という方も安心してください。Googleがキーワードプランナーという便利なツールを提供しています。Googleキーワードプランナーとはクリック単価を求めるのに役に立つツールであり、これを使うとキーワードごとに推奨入札単価(見積もり)が表示されるため、広告予算の策定に役立ちます。詳しくは下記を参照ください。 https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/

また、成約率を求めるのに役に立つツールとしてGoogle アナリティクスというものがあります。 Googleアナリティクスでは自社のサイトの成約率を確認することができます。もしサイトを作ったばかりであったり、Google アナリティクスの設定ができていなかったりする場合は、成約率を1%と仮定しましょう。ホームページや商品がある程度の基準を満たしていると仮定した場合、成約率の相場がおよそ1%になるためです。

問い合わせ件数の増加が目的の場合

広告予算 = (クリック単価)÷(成約率)×(目標件数)

例えば、月間の問い合わせ件数目標が30件、クリック単価が200円、成約率が1%の場合を考えてみます。 このとき、「広告予算 = (200円)÷(1%)×(30件)」 = 600,000円となるため、最適な月間の広告予算は600,000円となります。

インターネット広告は少額からでもできるのでまずはやってみましょう!

今回は、「最適な広告費」を算出する方法を解説しました。インターネット広告を出稿したことがない人の中には、「広告って莫大な費用がかかりそう」「自社のような中小企業には無縁なのでは」と考えてしまう人もいるかと思います。しかし、テレビCMや新聞広告とは異なり、インターネット広告は「1クリック数十円」で出稿できる世界です。出稿する前から諦めてしまうのはもったいない…少額からの出稿でも大丈夫です。まずは実際に出稿してみて、効果があるか検証してみましょう。

(奥 雄太/Webマーケティングスクール運営)

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