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「唱えるだけ」でOK。体を緩め、姿勢を正してくれる言葉6

WEB女性自身 / 2021年8月30日 15時50分

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海外の演奏家や芸術家の間でよく知られた言語療法「アレクサンダー・テクニーク」。それをもとに、理学療法士が独自に作成した魔法の言葉を紹介。

「体調不良や病気のほとんどは姿勢が影響しています。しかし、無理に体を動かそうとするのはかえって逆効果。無理をしなくても、言葉を使って体を整えることができます」

こう話すのは、理学療法士の大橋しんさん。大橋さんは、これまで、臨床の現場で、「特命理学療法士」として、言葉を駆使して多くの“難治性”とされる患者さんたちの体調や精神状態を整えてきた。

「私が使っているのは、海外の演奏家や芸術家たちの間ではよく知られたアレクサンダー・テクニークという言語療法です。私自身、20代のときにチェロでドイツに音楽留学をしたときに、この療法で長年悩まされていた背中の痛みが改善された経験があります。実はこれがきっかけで治療家に転身し、今では理学療法士として現場で活用しています」(大橋さん・以下同)

大橋さんはこれまでの臨床現場での経験から、患者さんにある共通点を見いだしているのだという。

一般的には、緊張をほぐすためにストレッチやマッサージをするという発想になりがちだ。しかし大橋さんは、「姿勢をよくしたいときや不安やプレッシャーを感じたときほど、力を抜き、体を緩めることが大切」と断言する。

ここで大橋さんが提案するのが「『魔法の言葉』を発声する」こと。

まったく体を動かさなくても、魔法の言葉を音にして言うことで体が緩まり、自然と姿勢を正すことができるようになるのだという。

「発した言葉を脳がキャッチして脳から体に指令が送られ筋肉が緩むことで、骨が本来あるべき位置に自然と整うからです」

■黙読より実際に声を出して唱えたほうが効果は早い

それぞれの不調に対する魔法の言葉があるが、黙読より実際に声に出して唱えたほうが、変化が起こるのが早いという。

ここで紹介する言葉を唱えるにあたって、回数や時間や姿勢など特別な決まりはない。立っているとき、座っているとき、一日のどの時間に行ってもいい。

【免疫力アップ】魔法の言葉《歯茎に血液が通い、舌はおもちのようにふっくらしています。》

「無意識のうちに歯を食いしばっている人が多いようですが、歯茎の血流が滞ったり、唾液が少なくなる原因にもなります。唾液が少ないとドライマウスや免疫力低下につながりやすいので、舌のこりをほぐし、口の中の血流を改善し、唾液の分泌を促しましょう」

舌のこりは、嚥下機能を低下させることにもつながるそう。

【ストレス、自律神経失調】魔法の言葉《胸と背中が広がり、呼吸がさざ波のように行ったり来たりしています。》

「呼吸が波のように寄せたり引いたりし、胸の空洞が浮いたり沈んだりするのをイメージしてください。体の前面だけでなく、背面も緩めることで、胸が広がり、呼吸時に肺に空気がたくさん入るようになります。胸と背中を緩めながら広げていくとストレスも軽減されて、自律神経も整います」



■「便秘」に効果的な言葉とは

【便秘】魔法の言葉《体の中を落ちる滝を、鯉が下から上へエネルギッシュに昇っていきます。》

「便を出そうとするとき、大殿筋(お尻の筋肉)などのアウターマッスルを締めるのではなく、インナーマッスルの肛門の括約筋を働かせる必要があります。この言葉では、『落ちる滝』はアウターマッスルを表し、大臀筋などをゆるめる働きを促し、『昇る鯉』はインナーマッスルである括約筋の働きを促します」

【疲れ目】魔法の言葉《目玉はいつも水の中で漂っています。》

眼筋は眼球の後方にさまざまな角度でついているが、筋肉が緊張すると眼球が奥のほうに引っ張られて眼精疲労を引き起こす。

「最近、眼精疲労を訴える方が急増しています。この言葉は子宮の中の赤ちゃんをイメージしています。眼球が筋肉から解放されて水の中にふわっと漂っているのをイメージしてください」

【おなかの冷え】魔法の言葉《骨盤はワイングラスの底。いつも静かに揺れています。》

「下腹部は骨盤と骨盤底筋群とでおわんの形を形成しています。ワイングラスの底が揺れているようにバランスをとって動いていれば、内臓がバランスよく刺激されて血流が促進されます。ところが、姿勢が悪いと固定されて内臓、特に腎臓などが圧迫され、おなかが冷えて内臓機能の低下、さらに代謝の低下につながります」

【高血圧】魔法の言葉《吐く息で体が緩み、吸う息で背骨が立ち上がっていきます(そのまま数回、呼吸しましょう)。》

「全部のフレーズの総仕上げです。深く呼吸をするたび、吐く息で全身が緩んで骨が正しい位置にふんわりと積み上がり、吸う息で背骨が立ち上がっていくイメージです。高血圧は大きな筋肉が緊張して締め上げられて起こります。深い呼吸で全身を緩めましょう。筋肉の圧が減る分、動脈が解放されて圧が下がります」

気分が落ち込んでいるときなど、あらゆる場面で活用でき、実はダイエットにもよいそうだ。気づいたときに実践してみよう。

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