上海で横行!中国茶7杯で9万円のボッタクリ手口

WEB女性自身 / 2014年12月3日 7時0分

今回、本誌記者とカメラマンが体験したトンデモ事件を恥を忍んでお話しよう。その40代のオヤジ2人が中国・上海を訪れたのは今秋のこと。到着後、繁華街を散策していると、女子大生風の2人組に英語で声をかけられたことが、すべての始まりだった。
 
「シャッター押してくれませんか?」。快くシャッターを押してあげると、間髪を容れず話しかけてくる。「今からどこに行くんですか?私たちこれから近くのティーセレモニーに行くのですが一緒にいきませんか?」
 
お世辞にもタイプとは言えず、色気もゼロ。ただ、旅先の開放感と、ティーセレモニーという耳慣れない言葉に興味をそそられ、お茶ぐらいならとついていくことに。1人は清楚でマジメふう。1人はイケイケふう。マジメがどんどん話しかけてくる。
 
ほどなく古びたビルの2階にある店に到着。入口すぐの狭い部屋に通され、渡されたメニューにはロンジン、プーアル、ジャスミンなどお茶の名が並び、値段は38元(約650円)から144元(約2500円)。どれを飲もうかと思案していると、「お店の人におすすめを聞いてみましょう」と2人組。
 
そこに登場したのは、小太りチャイナドレスの逸ノ城似女性。ぴっちぴちドレスのスリットからベージュのガードルが丸見え。2人組と逸ノ城が中国語でなにやらやり取りをしたかと思うと、手品のような派手な仕草でお茶が供された。見事な手さばき、やるな〜逸ノ城。ただ、矢継ぎ早に次々とお茶が出てくる。大丈夫か?
 
と思いつつ、マジメが中国茶の歴史などを話しだし、「中国の若者すごいじゃん」と、感心して、親への土産の茶葉を買う2人組に「なんて親孝行な」とまで思う始末。1時間ほどが経過し、そろそろ帰ろうと席を立つ。クレジットカードで4人分のお会計。が、その額は  5244元=約9万円だと!おかしいだろ、明細書を見せろよ。わら半紙のような紙に殴り書きされた数字は、7種類のお茶 4人分。茶碗1杯388元=約6800円ってなに?しかも明細の合計額と請求額が1000元も違っている。ここで気づいた。これって、もしかしてボッタクリ?
 
「ごめんなさい。これほど高いとは知らなかったの」と2人組。土産は返品してと告げると、自分たちの分はカードで払うと言い、なぜか廊下に消えていく。カード決済の取消し手続きを頼むと、「私、新入りだからできない。現金で2000元返す」と、何をぬかすか逸ノ城。とにかく責任者を呼べ!と、ここでさっきまでのマジメがカボチャの種をかじりながら、「中国茶は日本のよりうんと高いのよ。いくらなら払えるの?」まさか?グルじゃん!!
 
30分の押し問答で、結局2人で合計1000元=約1万7000円の現金を払うことで話をつけて店を出た。店は十分に儲かったはず。
 
「3〜4年前から増えてきた詐欺。ターゲットは日本人です。とくに上海の目抜き通りの南京東路周辺は要注意。中国で女性から声をかけられた場合、99%裏があると考えたほうが賢明」(上海在住の日本人ジャーナリスト)
 
怪しげな女性に酒のある店に誘われる手口は万国共通だが、真面目そうな学生にお茶なんぞでボッタクられるとは  。
 
今月再び上海に行ったカメラマンが、同じ場所に行ってみると、この2人がいたうえ、別の2人組の女に声をかけられたのだった。「シャッター押してくれませんか?」。
 
(週刊FLASH12月16日号)

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