血圧を自動測定、メークのシュミレーション…“スマート住宅”に行ってみた

WEB女性自身 / 2016年3月30日 6時0分

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東京都江東区のパナソニックセンター東京にある「Wonder Life-BOX」。ここでは「2020年〜2030年のより良いくらし」をテーマに、人工知能を使ったパートナーが必要な情報や生活に役立つアドバイスをくれる。まさに、人工知能を生かした近未来生活が体験できる施設なのだ。
 
エントランスに立つと、カメラが顔を認識して、自動ドアが開く。このとき、屋外で付着した花粉やウイルス、PM2.5 のような有害物質をセンサーが感知すると、エアシャワーが作動して、それらを吹き飛ばしてくれる。
 
さらに、エントランスには大きなモニターが。地震などの災害が発生した際、GPSを利用して、外出中の家族がどこにいるかを地図上で教えてくれる。また、安否確認も可能だ。
 
こういった情報を、音声と顔のアイコンで教えてくれる人工知能パートナーの名前は「あかりちゃん」。家のあちこちに、顔のアイコンが浮かび上がるようになっている。
 
さて、キッチンに場所を移すと、壁一面にコインロッカーのようなものが並んでいる。これが、未来の冷蔵庫とのこと。よく見ると、ロッカーごとに文字や写真などが映し出されている。
 
「ユニットごとに個別に管理され、そこに入っている野菜などの、生産者の顔写真やメッセージなどを映しているんです。『あかりちゃん』は、冷蔵庫にある食材で作れる料理をアドバイスしてくれたり、家族の誕生日を知らせてバースデーケーキの作り方をガイドしてくれたりもします。手の込んだ料理を作るときには、会話をしながら映像や声で助けてくれるんですよ」(パナソニックセンター東京・生垣勉さん。以下同)
 
キッチンの隣には、リビングルームがあり、大きなテーブルと、超大画面のモニターが据えられている。モニターの大きさに驚いていると、ここでも「あかりちゃん」の声が。「日差しが強くなったのでブラインドを閉めますか」というアドバイスに「うん」と返事をすると、自動でブラインドが閉まっていく。
 
薄暗くなったリビングのテーブルの上で本を開くと、そこだけ本が読めるようにと、スポットライトが当たる。電車のおもちゃを置くとレールの映像が映されたり、チェスの駒を置くとチェス盤が映されたり  。まるで魔法のテーブルのようだ。
 
階段を上ると、そこはベッドルームとサニタリー(洗面所)。サニタリーの鏡面の前に立つと、「あかりちゃん」が「少し疲れが残っているようなので、リラックスできるように」と、音楽をかけてくれたり、優しい照明に変えてくれたりしてくれる。このサニタリーの鏡面にも、さまざまな情報が表示される。心拍数や血圧、リラックス度を表す「スマイルレベル」といった項目だ。
 
「鏡の前に立つことで、目の下のくまや、肌の色をチェックし、体調を分析するのです。データが増えれば増えるほど、人工知能の精度も上がります。さらに、健康状態に合ったトレーニングを勧めてくれたりもします」
 
そして、その日の肌の状態やスケジュールなどにぴったりのメークやコスメを人工知能がアドバイス。内蔵カメラで自分の顔を撮影し、チークやアイシャドーなどを選択すると、鏡に自分がそのメークをしたらどうなるか、のシミュレーション画像が映し出される。実際にメークをしなくても完成図がわかるのだから、女性にはうれしい機能だ。
 
生垣さんによれば、とくにキッチンやリビングの設備が好評を博しているとのこと。
 
「『こんなキッチンなら、お手伝いしたくなる』という、お子さんの来館者の方もいらっしゃいます」
 
楽しくて便利な人工知能ライフは、すぐそこまで来ているのです!

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