“高血圧”の新常識「40代で低血圧でも要注意」と医師

WEB女性自身 / 2013年4月12日 7時0分


「高血圧は世界でもっとも多く見られる疾患で、世界の成人の4人に1人、日本全体では4千万人もいるといわれていますが、いちばんの問題は自覚症状がないため、自分が高血圧だと知らない人があまりにも多いことなんです」
 
日本健康教育振興協会の会長で、脳神経外科の菅原道仁医師は、患者数は多いのに、その怖さが十分に理解されていないことを危惧する。この高血圧の治療についての質問を、菅原医師と、認定NPO法人日本高血圧協会の副理事長である萩原俊男医師の2人に答えてもらった。
 
【女性のほうが少ない?】
「そんなことはありません。循環器疾患基礎調査によると、30歳以上の男女の約20%が高血圧です。特に女性は更年期までは少なく、閉経後、増加傾向にあります。60代女性で29%、70代では48%が高血圧。女性ホルモンが高血圧を抑えていると考えられていますが、若いうちからの生活改善が必要です」(萩原医師)
 
【40代で低血圧なら大丈夫?】
「違います。加齢に伴い高血圧になる可能性はある。女性の場合は、35歳まで低血圧とされていても、更年期を境に数値が上昇することが少なくありません」(菅原医師)
 
【血圧を下げる運動とは?】
「有酸素運動です。とくにウオーキングがおすすめ。週に5日以上、一日6千歩以上歩くことができればリスクが軽減できるという研究結果があります。1つ遠い駅を利用するなど、とにかく歩く習慣を」(萩原医師)
 
【最低血圧が低ければ安心?】
「それで喜ぶ人がいますが、最低血圧が基準値よりも低くても、最高血圧が基準値を超えていれば動脈硬化が進んでいる可能性があります。差が大きすぎるのは、脈圧が大きいことで血管が硬くなっていることを示しています。あくまでも両方が基準値以下であることが重要です」(萩原医師)
 
【薬以外の治療法は?】
「手術治療があるようですが、まだ一般的ではありません。基本、薬物治療ですが、国は将来的に保険適用からはずすかもしれません。喫煙、暴飲暴食を続ける患者に対して、自己責任として5割、7割負担という時代が来るかもしれません」(菅原医師)

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