「過去10年で虫歯治療への麻酔使用は2人だけ」の名医

WEB女性自身 / 2013年5月29日 7時0分

「過去10年間で、虫歯治療に麻酔を使ったのはのべ4千500人中お2人だけ。それも本人がどうしても麻酔をしないと怖いとおっしゃるからで、2人も1回目の治療で安心され、2回目からは麻酔なしでした(笑)」
 
そう話すのは、静岡県菊川市で開業して30年の川邊研次先生。しかし本当に麻酔を使わずに痛くない治療が可能なのか? 川邊先生にそのやり方を公開してもらった。
 
「私自身、子どものころ、痛みに弱い子で、どうやったら痛みを和らげられるか、ずっと研究してきました。ひとつは眼球を思いきり上に上げること。顔面の筋肉はすべてつながっていますから、目を上げる筋肉の動きと連動して、口のまわりの筋肉が自然と緩み、リラックスするんです」
 
もうひとつが、川邊先生が『オープンハート』と名付けた診療時の姿勢。
 
「診察台に横になり、いったん両腕を真上に上げ、ぐるりと回して下腹部の上に置きます。このとき、両手が触れないこと。胸郭を広げることで全身がリラックス。最も痛みを感じにくい姿勢がつくれます」
 
患者と信頼関係を結ぶため、初診時は1時間以上も話をするという。また、患者との距離を縮めるため、’03年からはユニフォームを全廃。ポロシャツなどラフなシャツ姿で診療にあたる。ドリルのキーンという音も恐怖感を与える原因だとして、ドイツ製のタービンを使わないドリルを導入した。
 
「CTスキャンは被ばく量が多いのであえて導入せず、CTの1600分の1の被ばく量のデジタル・エックス線で20~30枚、治療する歯をあらゆる角度から撮って、内部の様子を確認。これも痛くない治療をするうえで、かかせないもの。年内には、エックス線をやめ、強い光を当てて歯の内部を3Dで映像にする最新画像診断器を入れる予定です」
 
自分が選んだ最良の治療に専念したいと、’07年より完全自由診療(初診費用31,500円)としたが、現在、7月末まで、初診の予約は埋まっている。

女性自身

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