離れて暮らす高齢の親の孤独死を防ぐ3つの工夫

WEB女性自身 / 2013年10月14日 7時0分

セコムコーポレート広報部長の安田稔さんは、遠く離れた実家で一人暮らしの父親が5年前に交通事故に遭ったとき、地域で活動する民生委員に助けられたという。
 
「急いで病院に駆けつけたとき、病室で初めてお会いしたのが民生委員さんでした。救急車を呼んでくれて病院まで付き添ってくれたそうです。それからは何かあったらすぐに駆けつけられるように、民生委員さんと連絡を取り合うようにしました」
 
民生委員とは、厚生労働大臣から委嘱を受けた地域で活動するボランティアのこと。市町村の役所でたずねると、近くの民生委員を紹介してくれる。
 
また、ふだんから近所づきあいをしておけば、親が要介護状態になった場合でも、安否を気づかってもらえる。ご近所の人たちに挨拶しながら電話番号を交換しておくと、いざというときに連絡をしてくれるので心強い。
 
「親はよほどのことがない限り、子供に遠慮して連絡してこないことが多いものです。突然親が倒れて大混乱になったという話をよく聞きますが、突然のように見えても兆候はあります。日ごろからコミュニケーションを取っていれば、心や体の変化を早めにキャッチできて、大事に至らずにすみます」
 
そうアドバイスするのは、『おちとよこの終の住まいを選ぶなら』(日本評論社)の著者で、医療・福祉ジャーナリストのおちとよこさん。おちさんが一人暮らしの父親の介護をしていたとき、毎晩「寝るぞコール」をかけてもらっていたという。電話に出られない場合は、留守電にメッセージを吹き込んでもらい、安否を確認していた。
 
「耳が遠ければFAXを使う方法もあります。携帯電話を持っていれば、通話料が無料になるサービスやショートメールを使えることもありますので、あらゆる方法を使い、おっくうがらないで連絡を取り合う手段を考えましょう」(おちさん)

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