カギはビタミンB6…「バナナが花粉症に効く3つの理由」

WEB女性自身 / 2014年1月31日 7時0分

昨年末に、「バナナを1日2本継続して食べることで、スギ花粉によるくしゃみなどの自覚症状が一部改善された」という臨床結果が、筑波大学・谷中昭典教授らの研究チームによって発表された。
 
「花粉症の自覚症状の軽い患者52人を、バナナを1日200g(約2本相当)、8週間食べ続けるグループと、まったく食べないグループに分けて試験を行ったところ、食べたグループで、くしゃみが軽くなったと感じる患者が多いことがわかりました」(谷中教授・以下同)
 
谷中教授が、バナナが花粉症に効く理由として考えているのは『ビタミンB6』の豊富さ。バナナのビタミンB6含有量は果実の中で断トツだ!
 
「バナナに含まれる豊富なビタミンB6は脳内のセロトニンの合成を促進します。その作用で花粉症による抑うつ気分が軽減され、くしゃみなどの自覚症状が弱まったのではないかと考えています。花粉症の軽減にビタミンB6が作用しているというわれわれの仮説が実証されれば、ほかの果物であっても、バナナと同様の効果が期待できる可能性はあると思います」
 
セロトニンとは『幸せホルモン』とも呼ばれる神経伝達物質で、心身を安定させる作用があることで知られている。セロトニンを増やすとうつ病の予防にもなるそう。
 
今回の谷中教授らの研究で、たくさんある食品の中からバナナが花粉症対策の研究対象として選ばれたのには、ほかの理由もあった。そのひとつが、バナナにはポリフェノールなどの抗酸化物質が豊富に含まれ、抗酸化作用や抗炎症作用が期待されてきたこと。
 
「花粉症等のアレルギー反応には酸化ストレスが強く関与しますが、バナナは抗酸化能力が高い果物のひとつです。そこでバナナには花粉症によるアレルギー反応を抑制する効果があるのではないかと考えました」
 
また、花粉症が起こるのは体の免疫システムが花粉に対して過剰に反応し、アレルギーとして発症することが原因といわれている。そのため、花粉症対策には免疫のバランスを整えることが大事。バナナには免疫調整能力があることもわかっている。バナナを1日2本食べ続けることで、今年は昨年よりもかなりラクに過ごせるかも!?

女性自身

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