医師が教える健康常識「がんになりやすい職業とは…」

WEB女性自身 / 2014年7月16日 7時0分

医学の常識は日々動いている。極端なケースでは、昨日までの常識が、今日から非常識になることも。そこで、健康常識をアップデート。胃腸とアンチエイジングの第1人者、栃木市の江田クリニック院長・江田証先生に、最新の知見を解説してもらった。
 
【背の高い女性はがんになりやすい】
20歳くらいまでの成長ホルモンがたくさん出ていた人が高身長になるのだが、成長ホルモンは発がん性があり、がんを大きくしやすい。また、背の高い人は低い人に比べてより多くの細胞をもっているので、それだけ細胞のがん化につながる遺伝子の突然変異を生じる機会が多いのだ。
 
背の高い女性は、大腸がん、乳がん、子宮がん、卵巣がん、腎臓がん、脳腫瘍、悪性リンパ腫、白血病には特に注意し、早めにがん検診を受けること。がんの原因となる遺伝子の損傷を防ぐためには、抗酸化物質を多く含んだ食事(にんにく、ブロッコリーなど)を心がけるように。
 
【ナースやCAは乳がんになりやすい】
職業として、ナースやキャビンアテンダントは乳がんになりやすい、という報告がある。これはシフト勤務者に共通したこと。原因はメラトニンの減少だ。
 
メラトニンは夜間に多く分泌される「睡眠ホルモン」といわれるもので、乳がんを予防する効果がある。海外では乳がんの術後、メラトニンをサプリメントとして飲んでいる人が多いのはこのためだ。
 
しかし、生活リズムが半日ほどずれる勤務状態ではメラトニンが分泌されにくく、細胞に異常が起きて、がんが生じやすくなる。この対策として、メラトニンは光があると分泌しにくいため、寝るときは真っ暗にして眠ること。メラトニンが豊富な牛乳、チーズ、バナナ、納豆を多くとること。そして、定期的に乳がん健診を受けることだ。

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