森山良子 この年になってようやくわかった歌の面白さ

WEB女性自身 / 2014年6月8日 7時0分

 連載第17回となる『中山秀征の語り合いたい人』。今回のゲストは、デビュー以来、心に寄り添う歌を届け続ける日本を代表する歌手、森山良子さん(66)。数々のヒット曲を生んだトップシンガーが語る、曲作りのスタイルとは?

中山「これまでにたくさんのヒット曲を世に送り出していらっしゃいますが、曲作りのスタイルって昔も今も同じですか?」

森山「変わらないですね。いつも『もう無理!』って言いながら作っています(笑)」

中山「いついつまでにお願いします、って期限も当然ありますよね?」

森山「そう。この間も期限を2カ月くらい過ぎちゃって」

中山「納得できるものがあがらない、と」

森山「そうなんです。これでいい、って言ったら廃れるな、って。廃れるような曲はいくつもできるんですけどね、その先へ踏み出して、自分でも『なかなかいいじゃない!』って思えるものが作れるまでにすごく時間がかかってしまうんです。ほんとに私は向いていなくて。デビュー曲もやむにやまれずに作ったものがたまたまレコード会社の人の目に留まって、という流れで生まれたものでしたから」

中山「ギリギリまで追いつめられて歌が生まれる。作曲はギターでされるんですか?」

森山「はい。でもね、ギターだと手数がある程度決まってしまうので、このごろは『ふふふ〜ん』とか鼻歌で出てきたものをそのときそのときで録音しておいたりもしていて。まあ、あとで聞くと『なんでこれをよいってあのとき思ったのかしら?』なんてこともざらにあるんですけどね」

中山「いつ曲がひらめくかわからないんですね」

森山「運転中にひらめいて、『家まで絶対に覚えておこう』なんて思うんだけど帰ったらまったく出てこなかったりして。ちょうど最近、思いついたことをちゃんと記録して曲を完成させる努力をもっとしなきゃ駄目だなと思っていたところなんです(笑)」

中山「アハハ。最近ですか」

森山「ここ1〜2カ月のことですよ。この年になってようやく歌の面白さがわかったり、声の調子も整ってきたかな、って」

女性自身

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