「死んでからもずっと勉強」74歳女性アナの仕事の姿勢
WEB女性自身 / 2015年4月5日 9時0分
隔週連載《中山秀征の語り合いたい人》。今回のお相手は、日本を代表するアナウンサーでありながら、肩肘を張らない自然体なたたずまいが魅力的な加賀美幸子さん(74)。’63年にNHK入局。以来ジャンルを問わず活躍し、’00年の退職後もフリーアナウンサーとして精力的に活動を続けている。
中山「今はフリーのアナウンサーとして本当にお忙しい毎日だと思いますが、健康の秘訣ってありますか?」
加賀美「仕事でしょうか。どんな仕事でもいいし、なければ考えて、自分の仕事を作ればいいのではないでしょうか」
中山「なるほど。自分で見つけて、それに全力を注ぐ。すると、今後の夢というと」
加賀美「それは、ずっと勉強を続けることですよ!ホリスティック医学の第1人者・帯津良一先生と今も雑誌で対談をしていますが、『私のこの年齢で、新たな勉強に挑戦するのは無理でしょうね』と言いましたら、先生は『死んでからもずっと勉強するつもりでやれば、いつ始めたっていいんですよ。死んだ先のことは誰もわかっていない、死んでからも続けるつもりでやればいいじゃないですか』と。精神論ではなく、権威ある医学者の口からそれを聞いて、一気に元気になってしまいました(笑)」
中山「思い立ったら吉日ですね」
加賀美「はい。私もまだまだ挑戦していきますよ!そうやって『生き方のメッセージ』をいただき、放送やその他の機会にお伝えすることが、私たちの仕事でもありますね。そういうメッセージを相手から探すことも大切ですよね。質問しなければ答えは返ってきませんから」
中山「われわれの仕事は『聞く』ことですよね。聞かないことには出てきませんから」
加賀美「いかに聞くか。まさにそうだと思います。その昔、上司から『あなたは今どきはやらない』と言われ、番組が少なくなった時期があったんです。派手ではなく地味が好き、あまり多くしゃべらないし、と」
中山「『みんなはもっと多くしゃべるよ』って?」
加賀美「ええ。だけどそのとき、はやるものはいずれ廃れるわけだから、“今どき”じゃなく、いつの時代も変わらない姿勢でいようと思ったんです。それからは、それまで以上に『聞く』ことを大事に、ひたすら人の話に耳を傾けました。それが宝になり、私の持ち味にもなり、仕事も多くなり、今に続く道になりました」
中山「“時代に合わせず、一貫した姿勢を保つ”。僕も絶対にそうだと思いますし、今日、加賀美さんのお話を伺って、あらためて強くそう思いました」
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