安室奈美恵のNHK特番が触れなかった、とてつもない「試練」

女子SPA! / 2017年11月24日 8時47分

インタビュー収録中の安室奈美恵 (C)NHK

 11月23日夜、NHK総合で特別番組『安室奈美恵「告白」』が放映されました。来年9月16日に引退する安室奈美恵(40)が、過去の番組映像などを観ながら、その時々の想いを語る――という内容でした。

 とはいえ、昔からの安室ファンからすると、物足りなかったったのでは?

 ある時期から、インタビューで家族・離婚・母の死などには触れない、というのが芸能界の掟になっているそうで、昨日のNHKでもスルーされていました。

 ですが彼女の試練はそのつど報道されてきたし、40〜50代ならみんな知っていること。何があっても動じなかった、ズバ抜けたタフさが、安室さんのカッコよさの真髄とも言えるでしょう。

◆貧しく「ネクラ」だった子ども時代

 NHK特番ではデビューして上京したところから話がスタートしていました。でも「沖縄時代」のエピソードを知ると、根性の座り方がハンパじゃない彼女の原点が見えてくるのです。

 亡き母・平良恵美子さんが書いた自伝『約束 わが娘・安室奈美恵へ』(98年刊)には、安室さんの子供時代が赤裸々に書かれています。若いファンが意外と知らないかもしれない事実を、一部を引用してみると――。

●「白人」とのクォーター

 恵美子さんの母親(つまり安室さんの祖母)は、米軍基地で働きながら、恵美子さんを生みました。

「父親がどこの誰かは知りません」、父親の国籍も不明で「わかっていることは私が白人とのハーフであることだけ」(同書より)。当時の沖縄では珍しいことではありませんでした。

 ずいぶん“ハーフ差別”を受けた恵美子さんは、娘・奈美恵さんが“クォーター差別”を受けるのではと心配したそうです。

●極貧だった子供時代

 安室さんが4歳の時、両親が離婚。夜逃げ同然で家を出て、恵美子さんが保育士とスナックのホステスをかけもちして3人の子供を育てました。

 安室さんが小学校4年で「沖縄アクターズスクール」に学費免除でスカウトされた時も、往復260円×週3回のバス代が払えない。そこで往復3時間かけて歩いて通ったのは有名な話です。小学生が3時間ですよ!?

「バス代が欲しいとか弱音を吐いたことは一度もなかった」と同書。「ネクラ」で、何も欲しがらない、文句ひとつ言わない子だったそうです。

●「中学を卒業したって食べられない」 

 アクターズのイベント出演等で中学校を休みがちになり、教育委員会に呼び出された時のこと。中3の安室さんは、こうタンカを切ったのです。

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