社内結婚組のケンカって迷惑!? ヒラ夫vs出世妻のバトルに全社が巻き込まれ…

女子SPA! / 2017年12月8日 8時47分

 夫婦喧嘩は、当事者2人だけでなく時にはその周囲の人間にも影響を及ぼします。

 特にそれが同じ職場内だった日には…。そんな巻き込まれ経験を、詳しく聞いてみました。

◆経理部トップの女性社員がとった夫の浮気防止策とは!?

 都内のIT系代理店に勤めているS子さんの同じ部署には、T夫さんという新婚の男性社員がいました。彼は社内恋愛で結婚しており、奥さんのM美さんは経理部で働いていたそうです。

「最初のうちはこれといって変わったことはなかったんです。強いていえば、T夫さんはヒラの営業でしたけど、M美さんは経理部の課長でけっこう偉いポジションにいたってくらいですかね。尻に敷かれてるって話はよく聞きました」

 そして、2人が初めての夫婦喧嘩をした時、ついに問題が勃発しました。営業事務のS子さんは、営業部の経費精算を一手に任されていました。しかし、ある時を境に、以前は通っていたはずの伝票がすべて突き返されるようになったのです。

「もともとうちの会社の経理は、飲み会や接待を経費で落としたりすることにわりとユルイ体質でした。それがある日突然に締め付けが厳しくなったことに営業部では戸惑いの声が挙がりました。

 このことを部内で話している時、T夫さんは気まずそうに下を向いているだけでした」

◆締め付け原因は夫のキャバクラ接待からの夫婦喧嘩

 もしかしたらM美さんが関係してるのでは? と思ったS子さんは、T夫さんから前日に夫婦喧嘩したことを聞き出しました。その理由は、なんと取引先の接待でキャバクラに行ったことがバレたためでした。

「M美さんは、『会社の金でキャバクラ=営業部は浮気を推奨している』とかなり飛躍した解釈をしたみたいですね。確かに、うちの部署は彼女のプレゼント代を取引先への贈呈品として落としたりする奴がいたくらい経費を使いすぎてた感はあるんです。

 結局のところそういう緩(ゆる)さを逆手に取られたんですよね。T夫さんの浮気の芽を少しでも減らす口実にされた感じです」

◆お酒の席での支払いは一切受け付けない!

 そしてM美さんは、今後は営業部は、お酒の席での支払いとみなされる伝票は受け付けないつもりであると公言しました。会社のことを考えて……という口上ではありましたが、誰もがこの方針が「T夫さんの浮気防止策でしかない」ということに気づいていました。

「この件でいちばん抵抗したのは、何といってもうちの部のトップの営業部長で、そりゃあもうすごい剣幕(けんまく)で経理に怒鳴り込んでいきました。しかし、もともとがあまりに緩かったせいか、なんと部長は風俗店の領収書まで経費で落としていたらしいのです。これをきつく糾弾され、スゴスゴと肩を落として帰ってきました」

 結局、社内のトップは、経費削減や社内風紀のことも踏まえてM美さんに全面的に賛同。営業部の怒りは相当なものでしたが抗(あらが)えず。

 T夫さんに至っては、接待への同席もM美さんから禁止されたようです。ここまで来ると営業としてどうかと思いますが……。

「T夫さんの部内での肩身の狭さはそうとうなもんですよ。飲み会も誰も誘いませんからね。

 でも、M美さんはまた昇進するみたいだし、彼女も本音を言えばT夫さんに会社を辞めてもらって家にいてくれる方がいいのかもしれません」

 夫の浮気を心配するあまり、社内の規律まで変えてしまったM美さん。ゆるゆるだった過剰経費に喝を入れたといえば聞こえはいいですが、賛否両論ありそうな結末ですね。

―夫婦・カップル間のマジ喧嘩 vol.8―

<TEXT/もちづき千代子 イラスト/やましたともこ>

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