妻子を捨てて「最高の女」と結ばれるはずが…「牛で全部ひっくり返った」

女子SPA! / 2018年12月11日 15時36分

【ぼくたちの離婚 Vol.7 欲しいものだけ、欲しい #2】

【前回のあらすじ】

グラフィックデザイナー、アートディレクター(AD)の滝田浩次さん(仮名/年齢非公表、50代)は、大学時代に出会った憧れの先輩ミドリさん(仮名)と念願叶って30歳の時に結婚するが、“最上級の女”をゲットしたことで満足してしまい、恒常的な浮気を繰り返す。そして息子が3歳を迎える結婚10年目に、ある仕事先で聡子さん(仮名/当時24歳)という女性に出会う。

◆最高の女を抱けるなら、妻と子供なんてどうでもいい

「ミドリは雰囲気美人でしたが、聡子は正真正銘の美人。ミドリは痩せすぎですが、聡子は肉感的で超エロい。淡白なミドリに対して聡子は性欲旺盛。当時41歳のミドリに対して聡子はまだ24歳。……僕、本当に人間として最低ですよね」

 他の浮気相手をすべて切り、聡子さんに一本化して入れ込んだ滝田さんは、聡子さんと1年ほど不倫を続けるが、耐えられなくなった聡子さんは滝田さんに「これ以上は無理」と告げる。滝田さんはそこでミドリさんとの離婚を決意する。

「こんな最高の女を抱けるんだったら、妻と子供なんてどうでもいいと思ったんです。この女を失うくらいだったら、ミドリにどれだけ慰謝料を払ってもいいし、どれだけ莫大な養育費を払ってもいい。聡子が僕に体を開いて『好き』と言ってくれるなら、僕の人生どうなってもいいやって」

 ただ、聡子さんは滝田さんに「あなたが離婚したら結婚する」とは確約しなかった。しなかったにもかかわらず、滝田さんはミドリさんに離婚を申し出る。

「強力な弁護士を雇って、ミドリを徹底的に悪者に仕立てました。彼女がちょっとだけ口にした将来の不安を、あたかも僕の人格を否定したみたいに拡大解釈したり。ただ、彼女も実家のパワフルな弁護士コネクションがあるから、簡単には引き下がらない。結局、離婚が成立するのに1年半かかりました」

 滝田さんは心労で体重が8kgも減り、パニック障害の症状も出た。しかし、それは離婚闘争のストレスではなかったという。

「その1年半の間に聡子に新しい彼氏ができて結婚しちゃったら、僕のやっていることはすべて無駄になるわけじゃないですか。だからすごい博打だったんです。ストレスで死ぬかと思いました(笑)」

 倫理的にはありえない行動だが、一応「順序」は守り、「筋」は通している。ある意味で律儀だ。ミドリさんにアプローチするため、1年計画でB子さんを退職させたエピソードが重なる。晴れて離婚した滝田さんは、代々木上原の低層高級マンションで聡子さんと同棲をはじめた。

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