恋愛、職場…人間関係で悩まない人たちの「口ぐせ」

女子SPA! / 2019年3月3日 15時46分

「言葉の使い方一つで、すべての対人関係をハッピーに変えることができます」。

 そんなウソみたいなことを力説するのは、このたび『口ぐせ、思いぐせ、行動ぐせを変えるだけの密教メソッドで「最強運の人生」を手に入れる!』を上梓した種市勝覺さんです。

 種市さんは在家の空海密教(※)の行者。10年以上の修行ののち密教風水カウンセラーとなり、セミナーやコンサルティング、カウンセリングなどにのべ4000人以上が参加したそうです。また風水の鑑定・選定・リフォーム監修など住居やオフィス2000軒以上を手掛けています。

(※密教:7世紀頃インドで盛んになった仏教の教法。各地に伝わり、日本では空海=弘法大師が9世紀初頭に伝え広めた)

◆人間関係をハッピーに変える「口ぐせ」とは

 そんな種市さんに、彼の元を訪れる人の悩みで多いものを聞いてみたところ、即座に、「やはり、職場、恋愛、家族などの対人関係が多いですね。そもそも、『人、二人以上集う場所には争いの種がありますから』」。

 確かに、上司や同僚、夫・恋人、子どもetc.との関係に、悩みはつきません。

「人間関係の悩みって奥が深いんです。『おぎゃーっ』とこの世に生まれたときに成立する親子関係に始まり、成長とともに、友人関係、男女関係、職場の人間関係、ご近所関係などなどなど…。

 密教では人間の悩みは『貧(ひん)・病(びょう)・争(そう)』、つまり『経済・健康・人間関係』にあると伝えていますが、その中でも『争』の人間関係はとくに重要です。人間関係は日常的に誰もが直面していることなので、ぼくらの悩みの多くを占めている、といってもいいでしょう」

 仏教では身・口・意(しん・く・い)=行動ぐせ・口ぐせ・思いぐせの塊が自分を作っていると考えます。そこで、今回は、人間関係をハッピーにする「口ぐせ」を種市さんに教わりました。口ぐせが変われば、行動や意識も変わってくるのです。

◆争いやマウント合戦を避ける一言

◆「すみません~。私、負けでいいです」

 悩みは人を大きくする…とも言いますが、毎日職場で顔を合わせる上司や同僚、そしてやたら気の強いママ友、仕切りたがりの友人などはストレスになるだけ。それでも、がまんして付き合わなくてはいけないのでしょうか?

「いえいえ、そんなことはありません。まず、一番簡単な方法をお教えしましょう。人間関係の悩みを断ち切る呪文です。トラブルになりそうだったら、『すみません~。私、負けでいいです』と言って、白旗をあげてさっさと逃げてしまうんです。

『争』は争いですから、人間関係の悩みはみな争いの心から生まれます。なので、一番いいのは、なるべく人と争わないことです。戦わない。競わない。争わない。争いになりそうだったら、その人やその人やその場から離れて関わらない。距離をとるんです」

◆非難されたときに返す最強の一言

◆「へえ~。そうなんですね~」

 とはいえ、職場などでは理不尽な責任転嫁や非難を受けることもあります。これが上司となるとなかなか言い返したり、自分の正義を主張したりすることは難しいと思いますが…。

「そうですよね。その場合は『へえ~。そうなんですね~』。これが万能です。

 じつは、ぼくは修行に入る前、悪口をよく言うタイプでしたので、しょっちゅう人の悪口を言い、人からもよく悪口を言われていました(笑)。だからわかるんですが、人から悪口や理不尽なこと、嫌なこと言われるとつい、言い返したくなると思います。

 でも、そうしていると、争いのネバ―エンディングストーリーになって、人間関係の悩みのループからはいつまでたっても抜け出せません。

『へえ~。そうなんですね~(あなたはそう思うんですね)』は、別の言い方をすれば、『へえ~。あなたはそう思うんですね。私はそう思いませんけど…』と同じです。これでいいんです」

「自分と相手、それぞれが持っている『常識』はまったく異なっていて、人はみんなそれぞれまったく違う『常識』の世界で生きています。人の数だけ常識はある。常識に正解などないんです。だから、相手が何かであなたを非難してきたときは『この人は、いまこれが正しいと信じて言っているんだよな~』くらいに思って、受け流すことが大事です」

◆相手の言葉を「られた活用」しないこと!

「この『人それぞれの常識』で、気を付けなければならないのが、相手の言葉を『られた活用』しないということです。これをするくせがついていると、被害者意識の塊になってしまって、強運からはどんどん遠ざかってしまいます」

 被害者意識が強くなってしまう口ぐせ、「られた活用」って一体どういうことでしょう?

「よく、○○さんにこう言われた。○○された。という人がいますね。残業させられた。行きたくなかったのに、一緒に行こうと付き合わされた…などもそうです。事実は本当にそうでしょうか。

 話をよく聞いてみると、これはたいてい、ただ、相手が言ったり、したりしたことを、自分の中で勝手に『られた活用』に変換していることが多い。大げさな受動態の受け取り方には要注意です。あなたはいつも被害者意識の塊になって罪悪感や劣等感にまみれてしまいますよ」

 たしかに、「相手はこう言った。相手はこうした」と、フラットな事実として捉えれば、大した話ではなかったりしますよね。

◆「この伝え方をしたらこうなった」とデータをとろう

 最後に、悩みの種になることが多い、職場での人間関係についての対処法の秘策を教えてもらいました。

「ぼくは基本的に『自分にピッタリ合う職場はない』と思っています。だから、合う職場がどこかに用意されているのではなくて、自分が作っていくしかないと。それには、コミュニケーションの工夫や交渉が必要になる。だから、データをとるんです。

『こう言ってみたら、こうなった』『この伝え方だと、こうなった』というデータをリトマス試験紙のようにたくさん集めていくんです。そうすれば、『この人にはこう言えばいいんだ』『こういうときは、こういう伝え方をすればいいのかもしれない!』という仮説が立てられるようになります」

「わかってくれない、理解してくれないと、物事をずっと相手のせいにしているかぎり、ことは前には進みません。自虐的になれというのではありませんが、伝わらないのは自分の伝え方に原因があるんだと思って、工夫を凝らしていく気持ちが大切です」

 なるほど。相手マターではなく、自分マターにして、隠れて主導権を握る…ということですね!

 種市勝覺さんの著書『口ぐせ、思いぐせ、行動ぐせを変えるだけの密教メソッドで「最強運の人生」を手に入れる!』には、ほかにも「遠慮深い人に成功者なし」「心の『あ・き・す』に入られるな」「『がまん』があなたを幸せから遠ざけている」など、様々なメソッドが挙げられています。

 なぜか人生うまくいかない、と悩んでいる人は「口ぐせ、思いぐせ、行動ぐせ」を変えてみましょう。

【種市勝覺(たねいち・しょうがく)】

密教風水カウンセラー・風水コンサルタント。1977年東京生まれ。2010年、空海密教阿闍梨となる。現在は独自の手法によるカウンセリング、各種セミナー、出張鑑定などを精力的に行う。著書に『ここに気づけば、もうお金には困らない』『感情を整える片づけ』などがある

<文/女子SPA!編集部>

【女子SPA!編集部】

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