出張ホストを呼ぶ女性の気持ち。看護師、バツイチ主婦に聞いた

女子SPA! / 2019年3月5日 15時46分

 昨年は男子高校生が「ママ活」相手をSNSで募集して補導された報道で、メディアでも「ママ活」や「逆サポ」といった言葉が取り上げられて話題になりました。

 それを見て「こんなの昔からありますよね」という声を多く寄せてくれたのは、男性に金品を渡し関係を持つ女性達。確かに筆者が夜遊びを始めた十数年前から、すでに「出張ホスト」や「裏引き枕ホスト(店に呼ばず店外でお金をもらい、身体の関係を持つホスト)」など、女性が男性にお金を払うことは当たり前に存在していました。

 最近では「ママ活」や「レンタル彼氏」が主流ですが、出張ホストを利用しているのはどのような女性なのでしょうか? 実際に利用しているという女性に話を聞いてみました。

◆セックスレスの夫に不倫され、離婚

 まず、話を聞いたのは都内に住む主婦の美樹さん(仮名・42歳)。美樹さんは夫と離婚した寂しさから出張ホストを利用したといいます。

「離婚は夫の不倫が原因でした。慰謝料は夫と不倫相手から合わせて500万円。それと財産分与を合わせて1000万円はもらいました。さらに、子供の養育費と家のローンでを毎月30万円をもらえるので生活には困っていません。それでも子供が高校生になって手を離れたこともあり、どこか寂しい気持ちがあったんですよね。

 元夫からは『女として見られない』と言われてセックスレスになって不倫されましたし、子供からは『彼氏を作ってもいいよ』と言われるんですが、自分に自信がないんです。離婚したばかりの頃はホストクラブに通っていた時期もあったのですが、一度昼間にデートしたら店内で見るのと違って全然かっこよくなくて……。それで出張ホストを利用するようになったんです」

◆「会話が苦手だから、身体だけの関係が心地よい」

 出張ホストを利用するのは寂しいからと語る美樹さん。出会いの多い、婚活パーティーなどには興味はないのでしょうか?

「夫がモラハラ気味だったので、結婚生活の間で人とコミュニケーションをとるのが苦手になってしまったんです。今でもそれが原因で働くことができません。

 婚活パーティーに私みたいに仕事をしていない人間が行ってもいいのかな? と考えてしまい、そういう場所に行くことを躊躇(ちゅうちょ)してしまいます。ホストクラブも会話が中心なので話が続かないと、ホスト側からつまらない客だと思われてるんじゃないか? と思ってしまうんですよね」

 人と話すことが苦手だから、身体だけの出張ホストの関係性が心地よいという美樹さん。出張ホストではどのようなデートコースを利用しているのでしょうか?

「夫は仕事が忙しくてあまりデートができなかったので、普通のデートをしています。たとえばお弁当を買って動物園へ行ったり、浴衣を着て花火大会へ行ったりですね。とはいえ会話が苦手なので、2人きりで話すような場所にはあまり行きません。

 夜から会ってホストの子を気に入ればホテルへ行くこともあります。デート料金は大体3~4時間で2万~3万円ほど。常に同じ子を指名するわけではないです。やっぱり色んな子とHしてみたいと思っちゃうんですよね。だから、レンタル彼氏だと物足りないのかもしれません」

 寂しいと言いつつも1人のホストにハマったりはしない美樹さん。夫に傷つけられた彼女は、あくまで割り切った遊びをしているようでした。

◆「結婚しろ」とうるさい親に、出張ホストを紹介

 他にも、こんな形で出張ホストを利用しているという声もありました。都内で看護師として勤める春奈さん(仮名・29歳)です。

「テレビで見て興味を持ち、出張ホストを利用するようになりました。『看護師は出会いがない』とよく言われていますが、本当にないんですよ……。しかも寮住まいなので少しいいなと思う男性がいてもなかなか進展しないんです。

 最初は色々な出張ホストを指名していたのですが、今は同じ人を指名し続けています。デートコースは毎回、私の思いつきですね。1番多いのは夜勤明けの飲みからホテルのコースです。他にはテレビで見て急に食フェスに行きたくなったけれど、行く相手が見つからないときとかに利用しています。

 この前なんか親が結婚しろとあまりにもうるさいので、彼氏役として出張ホストに来てもらいました。そういうことができるのも出張ホストの良いところですね(笑)」

 話を聞くと肉体関係だけではなく、何かしらの事情があり呼んでいる女性が多いようです。ママ活に比べると少々値は張りますが、プロの男性がなんでもやってくれるというという面では良いのかもしれません。

―恋愛を買う女性達―

<文/カワノアユミ>

【カワノアユミ】

東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。裏モノ・夜ネタを主に執筆。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。ツイッターアカウントは@ayumikawano

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