後藤真希、不倫の代償は?元カレとの不倫で「家が地獄になった」主婦の体験談

女子SPA! / 2019年3月20日 15時47分

(画像:後藤真希 公式Instagramより)

<亀山早苗の不倫時評――元モーニング娘。後藤真希(33)の巻>

 次々と報道される有名人の不倫。その背景にある心理や世相とは? 不倫事情を長年取材し著書多数のライター・亀山早苗さんが読み解きます。(以下、亀山さんの寄稿)

◆後藤真希のブログに感じる「夫から妻への支配」

 ゴマキこと後藤真希さん(33歳)が元カレとの不倫を『週刊文春』(2019年3月14日発売号)で報じられ、ブログで事実を認め陳謝した。豊洲の映画館でデートし、アパホテルで不倫。錦糸町のラブホにも行ったとか。なんとも庶民的すぎて、一部男性の間からは好感度アップとの報道まで。

 彼女自身があっさり認めてしまったこと、夫と彼がともに一般人ということもあってか話題はイマイチ盛り上がっていないが、夫から彼への慰謝料請求は330万円だという。330万円で妻の芸能生活を危機に陥(おちい)らせかねないような行動を、なぜこの夫はとったのだろうか。それほど相手への怒りは大きいということか。

 後藤さんがブログに夫のDV疑惑をあえて否定したことで、この陳謝のブログも夫に書かされたものではないかと疑う声もある。慰謝料請求とあいまって、夫が妻を「支配したがる」気配がなくもないのが怖いところだ。

 ともあれ、自分の元カレで不倫相手に対して夫は慰謝料を請求している。だが結婚生活は継続させる。後藤さんは、そんな決断をした。つまり、彼女は今も夫と一緒に住んで生活をともにしているのだ。そんなときの女性の心理はどういうものなのだろうか。同じような経験をした女性に話を聞いてみた。

◆元カレとの不倫がバレて……毎日が針の筵(むしろ)

 5年前、やはり元カレとの不倫が夫にバレたのはサトコさん(45歳)。当時、11歳を頭に3人の子がいた。仕事に家事に育児で疲弊(ひへい)していたとき、偶然、仕事で出かけた取引先のビルで元カレに再会した。

 日を改めて会い、何度か食事をするうちに「昔の恋人気分が戻ってきてしまって」、ラブホへ。3歳年上の夫とはしばらくレス状態だったため、心にも体にも火がついた。

「半年くらい会っていましたね。ある日、夫が『浮気してるだろ』といきなりスマホの写真をつきつけてきたんです。なんと夫は私を尾行していた。写真より夫が尾行していたことにショックを受けました」

 夫との関係に希望を見いだせなくなっていたサトコさんは、謝罪しながらも離婚するしかないと考えた。

「ところが夫は絶対に離婚はしないと。相手を訴えるというんです」

 その後、夫は弁護士をたてて不貞による損害賠償を請求。その額は500万円だったという。

◆「あの男とは感じたわけ?」

 そんな夫と暮らす日常はどういうものだったのだろうか。

「夫は毎日のように弁護士とのやりとりを私に知らせるんです。今日はこんなことがあった、相手も弁護士をたてたようだ、弁護士同士はこんな話し合いをしているそうだ、と。それを聞くのがつらかったですね。私の日常は、いつもと変わりなかったし、子どもたちには何も知らせていませんでしたから、子どもの前で沈んだ顔は見せられない」

 夜はいちばん下の4歳になる次女とともに子ども部屋で寝た。夫とふたりきりの寝室にはどうしても入ることができなかったという。

「夫が怖かったわけではないんです。ただ、夫といると、自分がいけないことをしたんだと精神的に追い込まれていく。夫はふっと『あの男とは感じたわけ?』と急に言ったりするんです。私が悪いんだということをひたすら刻み込もうとしている夫には、嫌悪感を覚えていました」

 夫は自分を愛しているのではなく、「自分のもの」が奪われたことに怒りを覚えている、プライドが踏みにじられたことで執着していると彼女は感じていた。

「夫とは結局、お互いの心の内に入り込むような深い会話はできませんでした」

◆やり直そうとがんばってはいるけれど

 何度か夫と話し合おうとしたことはある。だが夫は心を開いてくれなかった。

「もしあなたがやり直そうと思っているなら、お互いに気持ちを正直に話したほうがいいと思う」

 彼女がそう言っても、「どうせオレはおまえにとって“男”ではないんだろ」と拗ねてみたり、「あの男はおまえをどうやってイカせたんだ」とゲスな発言をしたりするだけ。しまいには彼女も話し合うことそのものをあきらめた。

 結局、夫は妻の不倫相手と和解、慰謝料100万円を受け取ったらしい。

「その100万円を夫は寝室の机の引き出しに入れました。『このお金を使うにふさわしいことがあったら使っていいよ』と言いながら。イヤミですよね。夫からこんなストレスを受けるくらいなら別れたほうがマシだと思いました」

◆破綻したまま続く夫婦関係

 あれから5年、今も生活は続いているが、夫婦関係は破綻しているといっていいとサトコさんは言う。

「破綻したまま固定した、という感じですね。夫とふたりだけの会話はほとんどないけど、年に1度の夏休みの家族旅行は続いています。クリスマスには子どもたちがツリーに飾り付けをして、夫がケーキを買ってくるというパターンも変わりません。
 家庭という形は壊したくないと夫が思っているようなので、私も日常生活を淡々と続けています。下の子が9歳。あと10年がんばれば別れられるなと思いながら」

 それでも、人生をともにしてきた夫とほとんど会話がないのを寂しいと思うことはある。

 最後の最後に、彼女は驚くようなことを言った。

「実は元カレとはいまだに連絡をとりあっているんです。もちろん頻繁(ひんぱん)にではないし、会うことはありません。でも元カレとのメッセージのやりとりが今の私を支えてくれています」

 夫にバレないように、あと10年、がんばってほしい。思わずそう言いそうになった。

<文/亀山早苗>

【亀山早苗】
フリーライター。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数

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