「ブス、ババア」…豹変したモラハラ夫に愕然。「結婚を焦って失敗しました」

女子SPA! / 2019年5月2日 8時47分

化粧品メーカーで広報を勤める山村涼子さん(仮名・37歳)

 近年、結婚して2、3年以内に離婚する「スピード離婚夫婦」が増加しているといいます。その理由は様々ですが、中には「焦って結婚を決めたことがスピード離婚の要因でした」と話す女性がいます。化粧品メーカーで広報を勤める山村涼子さん(仮名・37歳)です。

◆「もう誰でもイイから結婚したい!」

「35歳を目前に女友達が次々と滑り込むように結婚していったんです。私も交際している人がいたのでこのままゴールイン……なんて淡い期待を抱いていましたが、その後破局してしまったんです。

 34歳で彼氏と別れるなんてこのまま一生独身なんじゃないかと、かなり焦りましたね。しかもタイミング悪く、自分が好きだった俳優さんまで結婚してしまって、もう誰でもイイからとにかく結婚したい! と軽いうつ状態にもなっていました」

 そんな山村さんに縁があったのはそれから1カ月ほど経った頃でした。

「たまに行くバーで3歳年下の男の子と仲良くなったんです。最初話したときから、彼は私に好意を持ってくれていたようです。彼はバツイチでしたが子供はいなかったので、その辺は特に気にしませんでした。

 何度かバーで一緒に飲んでいるうちに、『今度どこか出かけない?』とデートに誘われたんです。正直、外見はそこまでタイプというわけではなかったのですが、優しそうな物腰に惹かれました」

 こうして彼とデートを重ねた涼子さん。3度目のデートのときに彼から「付き合ってほしい」と言われたのです。

◆交際からわずか2カ月で入籍

「彼の性格には惹かれていましたが正直、前に付き合っていた彼のことをまだ吹っ切れずにいたんです。でも結婚はしたい……。なので『私、次付き合う人は結婚するって決めているの』と、彼に思い切って伝えたんです」

 これで諦められるのならそれでイイや……と思ったそうですが、彼の返事は意外なものでした。

「『じゃあ、結婚しよう!』と言われたんです。突然のプロポーズにかなり驚きましたが、彼には『しばらく考えさせて』とだけ伝えました。それから何日も考えたところ、ふと“これからの人生で結婚しようと言ってくれる人って現れるのかな?”と思っちゃったんですよね」

 26歳のとき、同棲していた彼氏と結婚すると親に挨拶まで行ったのに、直前で別れてしまったという涼子さん。ふと、次に結婚話が出るのは何年後になるのだろうと考えたいいます。

「その時の私は34歳。もし子供を産むのだったらなるべく早い方がいいんじゃないかなとも思ったんです。そう私なりに考えて彼との交際をOKしました。そこからは結婚に向かって一直線で、交際からわずか2カ月で入籍しました」

◆生理中に心ない言葉をかけられる

 交際中は週に2回、彼の家に泊まりに行っていたという涼子さん。結婚までに会った日数はわずか14日ほどというスピード婚でした。

 その後2人で住む家が決まり、引っ越しすることに。ところがこの引っ越しの日から違和感を感じる出来事が起こります。

「引っ越しの日、生理になった私は実家で自分の荷物を引っ越し屋さんに預けた後、しばらく動けずにいました。

 彼との新居は実家から電車で1時間。普段なら有休をとるほど生理痛が重い私は、少し落ち着くまで無理かもと思い『ごめん、生理痛が重くてしばらく動けなさそうだから午後にそっちに向かうね』と彼にLINEしたんです。

 すると彼からは『いいけど、こっちもわざわざ仕事休んで都合あわせてるんだから、その辺は理解してねー』との返事が……。いや、午後に行くと言ってるし、そもそも私の荷物なんてダンボール5つぐらいなんですよ。

 彼の方が何十倍もの荷物があるし、絶対に私のほうが早く片付け終わるよね? そう思ってちょっと腹が立ったというか何言ってんだろう? と思いましたね。その時の違和感をきっかけに徐々に彼の性格が見え始めたんです」

◆「今日のメイク、ブスに見えるよ」

 涼子さんが感じた彼の本性。それはパートナーに対するマウンティング、そしてモラハラでした。

「何かにつけて揚げ足を取るというか……自分が優位に立っていると思っているんでしょうね。私が年上なのをいいことに『ババア』呼ばわりしたり、『今日のメイク、ブスに見えるよ』『服がダサイ』など……。

 ひどいときは義親や私の両親と食事したときに『コイツ、年上なのに全然家事やらないんだよね』とけなされることもしょっちゅうありました。私は仕事をしながら家事もしていて、全然家事をしないのは夫のほうなのに……と正直不満はたまっていましたね」

 こうして夫に対する不満が徐々にたまっていった涼子さん。そして、ついに決定的な出来事が起きてしまいます。

◆夫との子どもが欲しいかわからなくなった

「私が仕事で疲れて寝ているときに、酔って帰ってきた夫がベッドに入ってきたんです。私は乗り気じゃなかったのですが、ほぼ強引にさせられました。しかも避妊をしてくれなくて……。子供は欲しかったけれど、その時の私は仕事で大きな企画を任されたばかり。しばらく子供を作る余裕はなさそうと彼にも伝えていたので、信じられないという思いと同時に怒りが沸いてきました」

 翌日、婦人科に行き、アフターピルを処方してもらったそうですが、その時「私は本当に夫との子供が欲しいのか?」という疑問が沸いてきたといいます。

「普通、愛する人だとったら自然に身を任せて子供を作るという考えもあるじゃないですか。それを自ら拒んでいる自分がいて、夫のことを生理的に無理になってきていることに気付いたんです。それからは本当にダメで、今までは気にならなかった夫のニオイを臭いと思うようになっちゃって。夫が横になった後のソファーに、消臭スプレーを撒いている自分がいましたね……」

 それからしばらくして、涼子さん夫婦は離婚。入籍からわずか1年のスピード離婚でした。

「でも、うちの親は離婚に反対はなかったようです。やはり、夫が家族の前で私のことをけなすのを良く思っていなかったみたいですね」

 離婚して1年、現在は新しい彼ができたという涼子さん。しかし、以前のように結婚に対しての焦りはないといいます。

「結婚する前は、結婚イコール幸せだと思っていました。でも今はこの人と一緒にいることが幸せだと思える人と結婚したい」という涼子さん。回り道はしてしまったけれど、次こそは本当の幸せを掴めそうです。

<文/結城>

【結城】

男女観察ライター。鋭い視点で世の男女を観察し、 夫婦問題からイタい火遊びまで、幅広いエピソードを華麗に紡いでいく。Twitter:@yuki55writer

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