LINE Pay からクレカまで、逆に損しないための鉄則3つ

女子SPA! / 2019年6月24日 8時46分

画像はイメージです(以下同)

<お金の人生相談/ファイナンシャルプランナー・花輪陽子>

◆キャッシュレス決済をうまく使いこなしたい

質問:「ついつい使い過ぎてしまうクレジットカードや電子マネーとどう付き合えばいい?(32歳・女性・公務員)

「最近、『電子マネー、キャンペーンがあるとお得だし、便利だよ~』と勧められ、利用し始めました。

 確かに財布も軽くなるし、便利でよく使うようになったのですが、お金を使っている感覚がなく、ついつい使いすぎてしまいます。上手なクレジットカードや電子マネーとの付き合い方を教えてください」

 2018年末のPayPay「100億円あげちゃうキャンペーン」で、日本でも電子決済サービスがかなり広まりましたね。PayPay、LINE Payなどのスマホ決済に、ゆうちょも最近参入し始めるなど、交通系ICやEdyに限らず、「キャッシュレス」という選択肢が一般的になってきました。

 キャッシュレス化が進む中、気軽に使えてしまうがために、月末振り返ってみると「あれ?」となってしまうことも多いようです。うまく使いこなすには、どうすればいいのでしょうか? キャッシュレス化が進むシンガポール在住のFP花輪陽子さんに聞いてみました。(以下花輪さんの寄稿)

◆ポイントのおトク以上に使い過ぎてしまう……

 カードはとっても便利で、記録も残り、ポイントを貯めることもできます。消費に対してポイントを貯められるのはカードならではの特典です。

 シンガポールでは日本以上にキャッシュレスが進んでいて電車に乗る際にもマスターカードをかざせば乗れるようになりました。Apple PayやGoogle Payなどスマートフォンに登録されたカードを使って決済している人も多くいます。

 その反面、カード払いにすると現金払いより支出がかなり増えることが数多くの研究結果により示されています。お金を使っているという感覚が麻痺してしまいやすいからです。多くの人はポイントのおトク以上に使い過ぎてしまうのです。ポイントの還元はせいぜい1%前後だからです。

 そこで、カードを使う時にマイルールを作ってしっかり管理をすると良いでしょう。

◆マイルールを決めるべし

ルール1:一括払いしかしない

 日本ではクレジットカードの2回払いやボーナス払いなど手数料なしで支払いを遅らせることができます。しかし、後払いにするとその期間また新たな支出が積み重なり、返済期日になるとお金がないということになりかねません。基本は一括払いを心がけましょう。

ルール2:使いこなせない人は現金払いに

 毎月のカードの支払いのために貯金ができないという人も多くいます。このレベルにいる人は現金払い、もしくはデビットカードやプリペイド払いなどをおすすめします。後払いにするとポイント以上に使い過ぎる可能性があるからです。

 お金を使う時に現金の重みを毎回感じ、使ったら細かく家計簿に記録したり、デビットの記録を確認するとよいでしょう。

ルール3:利用する範囲を決める

 うまく使いこなせない人は固定費だけをクレジットカード払いにするなど部分的にクレカを利用するのも手です。コンビニの支払いなどどんな小さな支払いでも何でもかんでもカードで払ってしまうとお金を使っている感覚がなくなるからです。管理ができるようになったら徐々にキャッシュレスを進めていけばよいでしょう。

 キャンペーンなどでお得につられて様々なカードを作ると結局消費を誘発しかねません。キャッシュレス化が進みますが、使い過ぎが心配なようなら現金に戻してもよいですし、デビットカードやプリペイドカードを使い、後払いにしない方法も考えられます。

<文/花輪陽子>

【花輪陽子】

1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)、CFP(R)認定者。1978年生まれ、外資系投資銀行をへてFPとして独立。現在シンガポール在住。『少子高齢化でも老後不安ゼロ シンガポールで見た日本の未来理想図』 (講談社+α新書)など著書多数。公式サイト

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング