「結婚して小遣い月3万なんてゾッとする」34歳男性が選んだ同棲の形

女子SPA! / 2019年6月25日 8時47分

※写真はイメージです

 恋愛観や結婚観は人それぞれですが、多くの人は社会人になると恋愛の先に結婚を意識するようになります。ただし、全員がそう考えているわけではありません。男女ともに生涯未婚を貫いている人の割合は増えていっています。

◆結婚したくない派の男性が10年で約5%も増加

 国立社会保障・人口問題研究所がほぼ5年おきに行っている『結婚と出産に関する全国調査』によると、2015年に行われた調査で《一生結婚するつもりはない》と回答した男性は12%。1992年は4.9%、2005年は7.1%で、急激に増えていることがわかります。

 ちなみに女性で同じように結婚する気がないと答えた人は8%(2015年)。こちらも増加傾向にありますが、男性よりは少ないです。

 そこで気になるのは、生涯独身を貫きたい男性たちの恋愛や結婚に対する考え方。今回はそんな結婚したくない男性のひとり、大手通信会社のグループ企業で働く森沢将人さん(仮名・34歳)に話を聞くことができました。

「そもそも結婚を望まない私にとって恋愛は、どこまで行っても恋愛のまま。延長線上に結婚があるわけではないんです」

◆家族のために自分を犠牲にしたくない

 現在は2歳年上の女性と同棲中だそうですが、「結婚はまったく考えていない」と否定します。

「もともと彼女とは友人で、私と似た考えでした。2人とも子どもがあまり好きではなく、志向していたのは自分ファーストのライフスタイル。価値観が似ていたから『いっそのこと、付き合おうか』と恋人としての関係になりました」

 同棲を始めてから1年が過ぎたそうですが2人とも結婚したいという気はまったく起きないとか。

「恋人として同棲していますが、お互い自分の部屋で過ごすことが多いですし、必要以上に干渉はしません。彼女のことは好きですけど、それ以上に自分の時間が欲しいんです。過去に付き合った女性にはそこを理解してもらえず、ケンカ別れしたこともありました。

 結婚したら夜も休日も家族のために過ごさなきゃいけないし、そういう生活は自分には無理だな……と。もちろん、我慢することは可能ですが、そこまで自分を犠牲にして結婚する価値を見出すことができなかったんです」

◆「自分の子どもは別かも」なんて賭けはできない

 そう語る森沢さんですが、家族がいるから頑張れるという人が多いのも事実。妻や子供の存在はモチベーションにならないのでしょうか?

「世の多くの男性はそうでも私には無理です。兄や妹、友達の子どもをかわいいとは思いますが、だからといって自分が子どもを欲しいかといえば別問題。むしろ、子どもの世話に追われる姿が大変そうにしか見えませんでした。

 よく自分の子どもだったらどんな苦労をしても惜しくないといった話を聞きますが、我が子が生まれても今と同じ考えのままだったら自分や子どもにとっても不幸じゃないですか。自分の一生や子どもの命を賭けてそんなギャンブルはとてもできませんよ」

 ただし、結婚しない理由はほかにもあるようです。

◆趣味優先の生活をするなら独身のほうがいい

「趣味優先の生活がしたいからです。社会人になってからは旅行と登山、ダイビングなどにハマって、趣味のために働いているといっても言い過ぎではないです。でも、結婚したら趣味どころではないでしょうし、世のお父さんたちのように月3万円の小遣いでやりくりする生活も私には耐えられない。そんな状況、想像しただけでゾッとしますよ」

 両親からは20代のころは実家に戻るたびに「相手はいるのか?」と聞かれてうんざりしていたそうですが、30歳のときに結婚する気がないことを告白。それからは何も言ってこなくなったといいます。

「ほかの兄妹は結婚して子供もいますし、私1人くらい結婚しなくても構わないと思ったのでしょう。こちらとしては文句を言われないので助かりますけどね。あと、将来の親の面倒は兄妹に任せることになりそうなので遺産は要らないと伝えています。私の場合、彼女も自立した社会人ですから養う必要はないですし、自分ひとりだけならどうにでもなりますから」

 男性だけでなく、女性にも同じような考えを持つ人は増えているよう。2017年、ゼクシィのCMで「結婚しなくても幸せになれるこの時代に」というキャッチコピーが話題になりましたが、「結婚」に縛られない人生観はどんどん定着していきそうですね。

<文/トシタカマサ>

【トシタカマサ】

一般男女のスカッと話やトンデモエピソードが大好物で、日夜収集に励んでいる。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

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