彼氏と心霊写真を見ていたら異変が。突然、身体に現れたのは…

女子SPA! / 2019年8月24日 15時47分

 最近はネット上で簡単に見ることができる心霊写真。こうした画像を集めたサイトが数多くあり、SNSなどに投稿する人もいます。

「大学時代に付き合っていた人が心霊スポットや怖い話が好きで、自分のブログに撮ってきた画像をよくアップしていたんです」

◆写真に女性らしき顔のようなものが

 そう語る上村芳恵さん(仮名・34歳/専門学校職員)は、当時彼氏が撮影してきた画像をよく見せられたとか。彼女は心霊写真に限らずオカルト自体に興味がなかったそうですが、毎回感想を聞いてくるので無下(むげ)にもできなかったといいます。

「民家ではない大きな施設の廃墟の画像を見せられたとき、はしっこに人の顔っぽく見える白いモヤみたいなものがあったんです。うわぁ、写ってるじゃんと思いつつもそれを彼氏に伝えたら大喜び。パソコンのモニターでチェックしていたから問題の顔っぽい部分を彼氏が拡大したんですけど、ぼんやりしていながらも目と口、顔の輪郭などはちゃんとわかりました」

 窓などに写っているならフラッシュに反応して光の加減でそう見える場合もありますが、顔っぽい何かが写りこんでいた部分はただの暗闇だったとのこと。

 彼氏が画像処理をしたニセ心霊写真という可能性も考えられますが、デジカメから画像をパソコンに読み取っているのは彼女も目撃。「それはたぶんないと思う。性格的にそういうことをする人じゃなかった」と証言します。

「個人的には今でもあれが心霊写真だと思っています。ただ、私のなかでそれを決定づけたのは画像に写っていた顔ではないんです」

 実は、しばらく画面を見ていると、ゾクゾクっとした妙な感覚に襲われたそうです。

「寒気とはちがって、もっと直接的に肌に感じるようなものでした。それから時間にして1分もなかったと思います。腕や首、背中などが急に痒(かゆ)くなったんです」

◆後日、再び画像を見たら同じかゆみに…

 このとき芳恵さんは蕁麻疹(じんましん)を疑ったそうですが、肌に発疹らしき紅い盛り上がったブツブツはまったく表れていませんでした。

「もう身体が痒くて仕方なく、心霊写真どころじゃなくなりました。腕をボリボリかきながら彼氏にも背中をかいてもらっていると、5分ほどでウソみたいに痒みは治まったんです。蕁麻疹じゃなければアレルギーの症状かなと思ったけど、もともとNGな食材はなかったので。もう何が何だかわかりませんでした」

 この日はアルバイトの時間が迫っていたため、そのまま別れたそうですがが、後日彼氏から「この前の急に痒くなったっていうアレ、ひょっとして霊の仕業じゃね?」と言われます。

「何バカなことを言ってんだろうと呆(あき)れましたが、確かに痒くなったのはあの画像を見ていたときでした。それでも内心そんなことはないと思っていたけど、好奇心もあってもう一度の問題のあの心霊画像を2人で見たんです」

 最初は何も感じませんでしたが、しばらくすると前回と同じ謎の痒みが再び彼女を襲います。

◆彼氏もかゆみに襲われ、画像を削除

「何がどうなっているのかさっぱり理解できませんでしたが、あの画像が痒みを引き起こす原因になっているのはわかりました。別に私が撮影したわけでもなければ、そもそも一緒にその心霊スポットにだって行ってないのに……。

 痒(かゆ)い以外に何も起こらなかったせいか不思議と怖いって気持ちはなかったんですけど、理不尽すぎる現象に腹が立っていました」

 画像を削除するように頼むも彼氏は「もったいない!」と拒否しますが、その数日後にこの画像を1人で見ていた彼氏にも原因不明の痒みが襲いかかります。それでこの心霊スポットで撮った画像をすべて削除。ちょうどパソコンの買い替えを検討していたため、購入に合わせて下取りに出してしまったそうです。

「心霊写真を見て気持ち悪くなったり、頭が痛くなるってケースはネットにもあったんですけど、私みたいに痒くなるって話はどこにもなかったんです。もし本当にこれが霊の仕業だったのなら一体どういうつもりだったのかなって」

 見たら謎の痒みに襲われる心霊写真。本人とっては災難としか言いようがありませんが、怖さは伝わりにくいかもしれませんね。

―シリーズ「怪談・ゾッとする話/不思議な話」―

<文/トシタカマサ イラスト/真船佳奈>

【トシタカマサ】

一般男女のスカッと話やトンデモエピソードが大好物で、日夜収集に励んでいる。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

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