ヤンキーの元カレが、優等生の今カレにケンカを売ったら意外な展開に…青春の流血騒動

女子SPA! / 2019年9月29日 8時47分

 人によってはヨリを戻すこともあるかもしれませんが、基本的に元カレは過去の存在。

 現在、恋人や夫と上手くいっている状況で目の前に現れても正直なところ、迷惑に思う人も多いでしょう。

◆浮気されたため、新たに別の男子と交際

「高校生のころの話ですが当時付き合っていた彼氏と下校中、同じ市内の別の高校に通う元カレが急に現れて因縁をつけてきたんです。これは修羅場になる、ヤバいと思っていたら案の定、流血沙汰になってしまいました」

 バイオレンスな青春時代の思い出を語ってくれたのは森沢佐智さん(仮名・35歳/販売員)。ほんわかママさんオーラ全開な現在とちがって、高校時代の彼女は渋谷の路上にたむろしていそうなJKギャル。からんできた元カレも金髪にダボダボジャージ姿のヤンキーで、路上で会っても絶対に目を合わせたくない風貌だったそうです。

「今なら絶対に近づかないと思いますが、昔はアウトロー系男子のほうが好きだったんです(苦笑)。けど、いざ付き合い始めたら約束は平気で破るし、デートだってすっぽかして謝りすらしない。しかも、私以外の複数の女子にも手を出していたんです」

 そうした経緯に加え、ちょうどそのタイミングで同じ高校の男子に告白された佐智さん。相手は好みと違う優等生タイプでしたが、ディーン・フジオカ似の知的なイケメンだったこともあり、あっさり乗り換えてしまったといいます。

「友達にイジられてもいつもニコニコしていて、ちょっと弱々しいところはありましたが、すごく優しくてウソも付かない人だったから。元カレが現れたときはどのツラ下げて来たんだと思いましたが、相手はヤンキーだから彼氏がボコボコにされそうな気がして心配でした」

◆彼氏の危機に助けを呼びに学校へ

 実際、元カレの怒りの矛先は彼氏に向いており、「コイツ(彼氏)に用事があるから今日は1人で帰れ」と佐智さんに言ってきます。それでも彼女はしばらく動かなかったそうですが、優しい笑みを浮かべる彼氏から「僕は大丈夫だから」と促され、後ろ髪を引かれる思いでその場から離れたそうです。

「このままじゃ彼氏が危ないと思った私はダッシュで学校に戻り、部活の練習中だった彼氏の親友に助けを求めたんです」

 話を聞いた親友もこれには驚き、一緒に急いで現場へ急行。でも、この親友は「相手のヤツ、マジでヤバいかも」となぜか元カレのほうを心配していました。

「普通、この状況だったら彼氏を心配するはずじゃないですか。それで気になって聞いてみたら『アイツ、全然ひ弱なんかじゃないんだよ』って。腕っぷしが強そうなタイプには全然見えないし、ケンカとは無縁そうな人に見えたから正直信じられませんでした」

 しかし、いざ現場に戻ってみると元カレが路上にうずくまり、それを見降ろすように立っている彼氏。親友が「オイ、さすがにやりすぎだぞ!」って詰め寄ると、「本気は出してないって。ちゃんと手加減したし」と傷ひとつない顔で答えたといいます。

◆実は、格闘技マニアだった彼氏

「私が戻ってきたことで気まずそうな表情をしていましたが、無事だったので私はホッとしました。むしろ、元カレのほうが鼻血を流していたので心配でした。未練とかは全然なかったですけど、一応前に付き合っていた相手でしたからね」

 元カレは「大丈夫?」と差し伸べた彼氏の手を払い、「覚えてろよ!」とチンピラのようなセリフを吐いて逃げていったとか。結局、元カレとはそれっきりで彼女の前に再び姿を見せることはありませんでした。

「この後、彼氏に子供のころから格闘技が大好きで空手やキックボクシングを習っていて、受験勉強に専念するために一時的に通うのを控えているって話を聞きました。

 ただ、私たちの交際は卒業まで続いていましたが、大学に進学する彼氏とは離れ離れになってしまい、そのまま自然消滅に近い形で別れてしまいました。今までいろんな男性とお付き合いしてきたけど、彼氏と元カレがケンカしたのはこの一度だけ。あまりに強烈な出来事だったから忘れたくても忘れられません(笑)」

 自分のために男子2人が殴り合い。そんなシチュエーションに憧れる女性もいるかもしれませんが、実際に目の前で起きたらドン引きしてしまうのかもしれませんね。

―恋愛バトルの顛末―

<文/トシタカマサ イラスト/やましたともこ>

【トシタカマサ】

一般男女のスカッと話やトンデモエピソードが大好物で、日夜収集に励んでいる。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

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