「月収18万で帰省もできない…」から激安航空券の達人になった23歳女性

女子SPA! / 2019年10月16日 15時47分

 低運賃で国内外に就航するLCCは、収入の少ない若者たちにとっては頼もしい存在。けれども、出発日や時間帯によって運賃のバラツキが大きく、「本当に安い航空券を手に入れるのは意外と難しい」なんて声もよく聞きます。

◆北海道への帰省に片道4000円台の激安航空券を利用!

 専門学校卒業後、北海道から上京した中林寛子さん(仮名・23歳/美容師)の月収は手取りで約18万円。ひとり暮らしをしているため、ここから家賃や生活費を出さなければならず、働き始めたころは「帰省はしばらく無理そう……」とあきらめていたそうです。

「でも、同じ美容院に地方出身の先輩がいて、『LCCなら安いよ』って言われたんです。当時はそういうの全然くわしくなくて、最初に上京したときは航空券を地元の旅行会社で購入したくらい。そんな私に先輩は安い航空券の探し方、ネットでの購入方法などを丁寧に教えてくれたんです」

 現在、彼女が北海道への帰省する際に購入するのは、片道4000~5000円台の激安航空券。ただし、4000円台前半になるとセール運賃のため、常時提供されているわけではありません。

「どのLCCもセール運賃の航空券を販売するキャンペーンを定期的に行っているため、その情報を逃さないためにメルマガ会員に登録しています。けど、セールじゃなくても月曜~木曜の平日なら全体的に週末より航空券が安いです。

 それに私の場合は、盆も正月も会社勤めをされている方とはズラして休みを取るため、安い航空券が手に入りやすいんだと思います」

 それでもLCCは羽田ではなく成田発なのがネック。空港までの交通費がかかってしまいそうですが、東京駅や大崎駅からは片道1000円のバスが出ており、鉄道よりも安いとか。

◆LCCでは別料金の座席指定や預け荷物はしない

 新千歳空港には両親や友達などが迎えに来てくれるため、寛子さんの1回の帰省にかかる交通費の総額は大体1万2000円以内に抑えられているとのこと。これで北海道に往復できるとはちょっとした驚きです。

「LCCの場合、荷物を預けるのは別料金になるため、機内持ち込み荷物の上限(7㎏)以内に抑えます。

 荷物は街歩き用のバッグやリュックにまとめ、着替えは実家にもあるので最小限しか持って行きません。それでもオーバーしそうなときは、着替え用の服を重ね着してでも制限重量以内に抑えます(笑)」

 あと、機内での座席はお任せ。事前に選んでしまうと、指定料が発生してしまうからだといいます。

「荷物預け料と座席指定料をケチるだけで片道2000円程度の節約が可能。往復だと4000円になるので、私にとっては大きいです(笑)」

 就職してからはLCCの激安航空券を利用して、北海道に年2~3回のペースで帰省。月18万円でひとり暮らしをしていることを考えると、かなりの頻度です。

 しかも、帰省以外にもLCCを使って旅行を楽しんでいるといいうからスゴい!

◆激安航空券を使っての海外旅行も計画

「こっちは年1回くらいですが、今年は4日間の九州旅行に出かけました。向こうに住んでる友達の家に泊めてもらったので宿代はタダ。車でいろいろと案内してもらったので、出費は飛行機代とガソリン代、食費、お土産を合わせて2万2000円。

 それでも私にとっては相当な出費でしたけど、稼ぎが少ないのにこうして北海道の実家に何度も戻ったり、旅行もできるなんて想像もしていませんでした」

 ちなみに次は自身初となる海外旅行の計画中。

「台湾や韓国ならキャンペーンで往復航空券が1万円台前半で買えるときも多くて、それを利用して行ってみようかなって。

 これでも普段は自炊して食費を節約したり、服も買うのは安い古着にするなど小さな節約を重ねていますが、貧乏にあえいでいるって感じではないです。自分でいうのもなんですが、お金がないなりに結構楽しめています(笑)」

 限度はあるかもしれませんが、たとえ豊かでなくても工夫と努力次第で幸福度の高い生活を送ることは可能なのかもしれませんね。

-シリーズ「お金がない!」-

<文/トシタカマサ イラスト/ワタナベチヒロ>

【トシタカマサ】

一般男女のスカッと話やトンデモエピソードが大好物で、日夜収集に励んでいる。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング