小鍋レシピ「厚揚げともやしの坦々鍋」で温まろう。リピ確定のおいしさ

女子SPA! / 2019年12月2日 8時45分

 鍋料理って、どんなイメージがありますか。大勢でつつく、鍋パーティ等々。身体があたたまって、たくさんの栄養が摂れる、という利点もありますが、何をどのくらい食べたかわからない、もしかしたらカロリーオーバー?という心配もあったりして。

 そもそも鍋は大勢で食べるもの、という決まりはないのです。『SHIORIの∞むげん小鍋』は、1人分から作れる小鍋料理を提案したレシピ本。私、これには大賛成です。だって、1人分なら材料も栄養も明確だし、片づけも簡単。数人で食べるなら、小鍋を人数分用意すれば済むのです。大鍋をシェアし合うのが苦手という人もいますし、好き嫌いも人それぞれ。そんな風潮を一気に解決したのが本書なのです。

◆アイデアレシピが73通り

 本書には、料理家・SHIORIさんが考案した小鍋レシピが73通り掲載されています。まずは本書で使用している小鍋をチェック。

☆小鍋6号

 口径(取っ手を除いた直径)19㎝前後

 800ml~900ml

※本書では土鍋を利用していますが、アルミ鍋、ホーロー鍋、フッ素樹脂加工の片手鍋など、小さめサイズのならどんな鍋でも楽しめるレシピですが、煮込み時間は鍋により異なるので素材の様子を見ながら調整してください。

 さらに、本書は各レシピに10のポイントがマークされています。「すぐ食べたい・ごはんがすすむ・お財布にやさしい・野菜が食べたい・カロリーが気になる・冷えた体を温めたい・おうち呑みにイイ・ほっと癒されたい・締めまで楽しい・ちょっとおしゃれに」。気分で選べる小鍋ってワクワクしますし、小鍋を持ちよって鍋パーティならぬ小鍋パーティにすれば、ダイエットにも効果的かも。

 それでは体があたたまってお財布にもやさしい、これからの季節にぴったりのレシピを2つご紹介します。

◆メチャウマ~!「ちぎり厚揚げともやしの担々鍋」

 ☆この小鍋のポイント:ごはんがすすむ・お財布にやさしい・おうち呑みにイイ・締めまで楽しい

 【材料】

 豆もやし  1/2袋

 豚ひき肉  100g

 厚揚げ  1枚(200g)(ひと口大に手でちぎる)

 A

 豆板醤  小さじ1/2~1

 しょうゆ  小さじ1/2

 みそ  小さじ1

 酒  大さじ1

 B

 麺つゆ(3倍希釈)  50ml

 水 150ml

 無調整豆乳  100ml

 にら  2本

 白すりごま  大さじ1

 ごま油  小さじ1

 <作り方>

1. 鍋にごま油を熱し、ひき肉を焼きつけるように炒める。肉の色が変わったら、Aを加えて味つけし、いったん取り出す。

2. 鍋に、もやし、厚揚げ、Bを入れてふたをして中火にかけ、煮立ったら3~4分煮る。

3. 豆乳を加えて温まったら(煮立たせないように)、1で取り出した肉と1㎝幅に切ったにらを加え、すりごまをふる。

 女性にうれしい豆乳をベースにした小鍋。豆板醤の辛味で身体もあたたまり、豚ひき肉と厚揚げでたんぱく質もしっかり補給できます。私、あえてひとりの夜に作ってみたのですが、ひとり鍋=さみしい、という思い込みが崩壊しました。作りやすい材料なのに、見た目も味も満たされてしまう、ついでにお酒もすすんでしまうという、まさに最強小鍋。締めがなくてもお腹いっぱいになりますので、糖質制限している方はダイエットにもなり得ますね。

◆自宅で簡単につくれる!「まるでモツ鍋」

 ☆この小鍋のポイント:お財布にやさしい・野菜が食べたい・冷えた体を温めたい・おうち呑みにいい・締めまで楽しい

 【材料】

 キャベツ(ざく切り)  3枚(200g)

 にら  1/4束(5㎝長さに切る)

 豚ばら薄切り肉(5㎝幅に切る) 80~100g

 にんにく 1~2かけ(薄切り)

 A

 白だし(濃縮タイプ)  大さじ2~3

 酒  大さじ2

 水  300ml

 白すりごま、一味唐辛子  各適量

 <作り方>

1. 鍋にキャベツ、豚肉、にんにく(仕上げ用を少々残す)をミルフィーユ状に交互に重ね、Aを注ぐ。ふたをして中火にかけ、煮立ったらキャベツがやわらかくなるまで8~10分煮る。

2. キャベツがくったりしたら、にらをのせ、残りのにんにく、すりごま、一味唐辛子を散らし、ひと煮立ちさせる。

 モツは好きだけど家でモツ鍋を作るのは面倒くさい、そんな人もいるのでは。大丈夫、モツを使わなくても十分モツ鍋感を味わうことができるのです。思い立ったらすぐ作れるので、私も小鍋をふたつ火にかけ、夫とともに食べてみました。

こってりしているようでいて、後味は不思議とあっさり、とはいえ食べごたえもあるという大満足の一品。夫婦ふたりならひとつの鍋をつついたほうが楽じゃない?という意見もあるでしょうが、私個人としては小鍋×2のほうが合理的でした。食べる量が把握できますから、自然と食べ過ぎ防止につながるのです。

 本書のタイトルに「∞むげん」とあるように、小鍋には無限の可能性があります。本書のレシピにそって工夫を凝らしていくのも、本書の楽しみ方のひとつ。世界にひとつだけの小鍋、あなたも作ってみてはいかがですか。

―小説家・森美樹のブックレビュー―

<文/森美樹>

【森美樹】

1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)を上梓。Twitter:@morimikixxx

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