「疲れてるのに眠れない…」ストレス不眠の原因と対策/医師監修

女子SPA! / 2019年12月27日 8時44分

写真はイメージです

「体は疲れているのに、眠れない」――そんな声をよく聞く今日この頃。あなたは、以下のような悩みを持っていませんか?

・眠いのに寝つけない

・夜中に起きてしまう

・朝起きると体がだるい

・日中に眠くなる

 そこで、たまきクリニック(目黒区自由が丘) 院長・玉木優子先生の監修で、ぐっすり眠れない原因と、対処法をまとめてみました。

◆ぐっすり眠れない人の4タイプ

 寝ようとしても眠れない、夜中に目が覚めてしまう。そんな睡眠の“質”で悩む人が増えて います。現代人の不眠は、仕事などによるイライラや不安、興奮が静まらないといった心のストレスで、自律神経が乱れていることが原因と考えられます。

 病院に行くほどでもないし…と思わず、「仕事の効率が落ちた」「体がいつもだるい」「体調を崩しやすくなった」という人 は、医師に相談を。

 睡眠の質に問題がある人は、主に4つのタイプが挙げられます。

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①入眠障害

寝つきが悪い。入眠までに時間がかかる、スムーズに眠れない。

②中途覚醒

スムーズに入眠できても、深夜に途中で目覚めてしまう。

③早朝覚醒

早朝に目が覚めてしまい、その後、寝たいのに眠れない。

④熟眠障害

十分な睡眠をとっているのに、寝た気がしない、疲れが取れない。

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◆眠れない原因はイライラ、不安、興奮…

 人の自律神経には、体をアクティブにする「交感神経」と、リラックスさせる「副交感神経」の2つがあります。夜、副交感神経が優位に切り替わると眠りがやってくるのですが、そのスイッチ切替えがうまくいかない要素が現代社会にはあふれているのです。

・仕事のストレスやプレッシャーなどで、夜になってもイライラや不安、興奮がおさまらず、自律神経のバランスが崩れて「交感神経」が優位になっている。

・深夜営業の店などで夜でも強い光にさらされ、人間に本来備わった「体内リズム」が乱れ、夜になっても眠くならない。

・就寝直前までテレビやスマートフォンを見ることで、いつまでも脳が覚醒モードに。

・体質や気温低下によって、体が冷えている。

◆不眠で医師にかかると、どんな治療が?

 不眠が長引くようなら、医師に相談しましょう。原因と考えられるものを医師が聞いたうえで、 生活習慣改善のアドバイスや、自分に合った薬物治療を行ってくれます。

・生活習慣改善:朝起きて夜眠る、体内リズムにあわせた規則正しい生活をアドバイス。

・睡眠導入剤:入眠をスムーズにする。

・精神安定剤:興奮して眠れないときや、心配や不安が強い場合に落ち着かせる。

・抗うつ剤:不眠の原因がうつの場合に、うつ症状を改善する。

・漢方薬:不眠の背景にある不安や興奮・冷えなどを改善することで、睡眠の手助けをする。漢方薬の例は、酸棗仁湯(さんそうにんとう)、抑肝散(よくかんさん)、加味帰脾湯(かみきひとう)など。他にも、医師の診察により症状や体質に合わせて処方されます。

◆睡眠導入剤や漢方もうまく取り入れて

 監修医の玉木優子先生は「睡眠は健康のバロメーター」だと話します。

「夜は0時までに寝て、朝になったら起きる。人間本来のリズムにあわせたメリハリのある生活が、自律神経バランスを整え、快眠につながります。

 眠りに悩みがあっても『睡眠導入剤は怖い』と思っている人もいますが、生活習慣の改善や漢方などのさまざまな治療法が相談できます。また、漢方には血の巡りを整えたり、興奮しすぎた“気=エネルギー”を鎮めたりして眠りやすくする処方もあります。

 睡眠は健康のバロメーター。不眠は病気にもつながりやすいので、早めに医師に相談することをおすすめします」(玉木先生)

<文/女子SPA!編集部>

【女子SPA!編集部】

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