美空ひばりの長男、資金繰りの苦境続く。二世たちの悲喜こもごも8選

女子SPA! / 2020年1月23日 8時47分

加藤和也「美空家の歳時記~昭和を生きた家族の絆」廣済堂出版

 2019年末の『紅白歌合戦』で大きな話題を呼んだ、AI美空ひばり。1989年に死去した美空ひばりを人工知能を駆使して復活させ、曲を披露するという目玉企画でした。

 紅白をきっかけに美空ひばりに再び注目が集まった一方で、美空ひばりの長男(養子)であり、ひばりプロダクション社長の加藤和也氏の懐事情がかなり危ういという報道がありました。

 かつては『マネーの虎』に投資側として出演していた加藤氏。しかし約13億円を投じた「京都嵐山ひばり座」が赤字を垂れ流して閉館へ追い込まれ、そこから資金繰りが苦しくなっていったとか。

 美空ひばりがかつて暮らしていた居宅を使ったメモリアル施設「東京目黒 美空ひばり記念館」も、加藤氏の借金苦によって消滅の危機にひんしていると言われていますが、どうなるのでしょうか……。

 美空ひばりの唯一の跡継ぎ、加藤和也氏のように、波乱含みの人生を送る二世タレントは他にもいます。

◆三田佳子の次男 5度目の逮捕のち不起訴処分に

 女優・三田佳子の次男で元俳優の高橋祐也氏は、2019年10月17日に5度目の逮捕をされています(その後、不起訴処分)。

 逮捕容疑は脅迫の疑いで、内縁の妻である元乃木坂46の大和里菜に「お前の父親を殺してやりたい」などとLINEを送ったというもの。

 高橋氏は、1998年に高校生ながら、覚せい剤取締法違反で初めて逮捕されました。そこから2000年、2007年、2018年と計4回も覚せい剤取締法違反で逮捕されおり、2018年の逮捕で懲役2年6カ月、保護観察付きの執行猶予判決を受けていた最中に、5回目の逮捕となりました。

 10代の頃は月50万円の小遣いをもらっていたという高橋氏。逮捕後ですら月15万円の小遣いを与えられていたこともあったそうですが、5度目の逮捕となると母親の三田佳子からも距離を置かれている状況だとか。彼の人生……今後どこへ向かうのでしょうか。

◆勝新太郎・中村玉緒の長男、孤独死

 故・勝新太郎さんと女優・中村玉緒の長男で俳優の鴈龍(がん・りゅう)さんが、2019年に名古屋市内の自宅で急性心不全のため孤独死しました。一人暮らしだったため、数日間後の遺体発見でした。

 鴈龍さんは、芸能界デビュー前の82年に実姉とともに大麻密売で逮捕。2年後の84年には大麻取締法違反容疑で逮捕されました。その後、勝新太郎さん主演映画『座頭市』でデビューするも、撮影中に模擬刀ではなく真剣を使用して斬られ役の殺陣師を死亡させる事故を起こしてしばらく謹慎に。

 復帰後は玉緒とドラマで親子初共演したこともありました。

 勝新太郎さんが97年に他界した際は葬儀で司会を務め「父の名を辱めないように精いっぱいやる」とあいさつをしましたが、2017年に出演した舞台を最後に姿が見えなくなっており、玉緒との絶縁状態が『女性自身』(2019年5月21日)によって報じられたことも。

 享年55歳、孤独な旅立ちでした。

◆神田沙也加 離婚。聖子との不仲説も

 松田聖子と神田正輝を両親に持つ、芸能界のサラブレッド神田沙也加。社会現象を巻き起こした人気映画『アナと雪の女王2』で、前作に続いてアナの吹き替えを続投し、一流声優の座をつかみました。

 しかし、神田の私生活は波乱万丈で、2019年12月に俳優・村田充と離婚していたことを発表。

「結婚以来、子供のことについてずっと話し合ってまいりましたが、折り合う答えを見つけることが出来ませんでした」と、ブログで説明し円満離婚だと報告しました。

 母親の松田聖子との関係が断絶状態だという報道もあったりと、さすが大物夫婦の二世だけあって、その生き様はダイナミックです。

◆平幹二朗・佐久間良子の長男 Netflix&BBCドラマ主演に抜擢

 二世タレントでありながら、いわゆる「親の七光り」を全く感じさせずに活躍している芸能人もたくさんいます。

 NHK大河ドラマ『国盗り物語』などで知られる名優の故・平幹二朗と女優・佐久間良子の血を引いている俳優の平岳大(たけひろ)。ドラマ『下町ロケット』や、大河ドラマ『真田丸』などで名脇役で知られていますが、現在は日本の事務所を辞めて、海外のエージェントと契約しています。

 NetflixとBBCが共同制作したドラマ『Giri/Haji』では初主演に大抜擢。BBCのドラマに日本人が主演することは初めてだそうです。

 平は、15歳でアメリカ留学しコロンビア大学の大学院まで海外で過ごしており、その留学経験も海外進出への強みになったとのこと。“世界の平岳大”の今後の活躍が楽しみです。



◆父が佐藤浩市、祖父が三國連太郎の寛一郎 話題作で好演

 2019年に大ヒットした冬ドラマ、木村拓哉主演の『グランメゾン東京』で、レストラン・グランメゾン東京のアルバイトで、葛藤しながらも成長していく若者・芹田公一役を演じた寛一郎。

 ゴールデン帯の連続ドラマにレギュラー出演するのはこれが初めての若手俳優ですが、実は父が佐藤浩市、祖父が三國連太郎という俳優一家で育ったサラブレッド。しかし、親の七光りに頼りたくないという思いから、芸名はあえて佐藤という名字をとって寛一郎にしたそうです。

 どうしても背後に親の顔がちらついてしまうのが二世の宿命。最近は、親の色を消したいと考える二世俳優は多いようです。

◆水谷豊・元キャンディーズ伊藤の七光に頼らない趣里

 映画『生きてるだけで、愛。』で主演に抜擢され、菅田将暉との共演が話題になった女優・趣里も実は二世。

 父親は俳優の水谷豊、母親は元キャンディーズの伊藤蘭です。しかし趣里も親の七光りとして売り出されることを固く拒んでおり、取材を受ける際に親の名前を出さないことを条件にしたりと“二世隠し”を徹底。

 昨年はドラマ「モトカレマニア」でフジテレビ系地上波ドラマに初出演を果たすなど、着実に活躍の幅を広げています。

◆木暮武彦・チエ・カジウラの長女、杉咲花 NHKドラマで大活躍

 2020年度後期のNHK連続テレビ小説『おちょやん』のヒロイン役を射止めた杉咲花も、両親ともに著名人。父は元『レベッカ』の木暮武彦で、母は歌手のチエ・カジウラというアーティスト一家で育ちました。

 しかし杉咲も親の七光りに頼りたくないという思いからか、表立って両親のことを語ることはありません。それでも、朝ドラ『とと姉ちゃん』や大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』などに出演し、実力派若手女優へと成長していきました。

◆大竹まことの長男はTV出演もする敏腕芸能マネージャー

 一方、こんな二世も。大竹まことの息子である大竹涼太氏は、プロダクション人力舎の社員を経て、現在は父も所属する事務所ASH&Dコーポレーションで、芸人の阿佐ヶ谷姉妹のマネージャーを努めています。

 芸能事務所の社員ながら『ゴッドタン』(テレビ東京系列)の人気企画「マジ歌選手権」に出演したりと、テレビへの露出も多いという異色な存在。30代中盤から芸人としての活動を本格させた阿佐ヶ谷姉妹を、見事ブレイクに導いた敏腕マネージャーです。

 両親が有名人である二世芸能人たちの人生は、良くも悪くも常に注目の的。今後も、新たに誕生していくであろう二世スターたちの活躍を見守りたいですね。

<文/満知缶子>

【満知缶子】

ミーハーなライター。主に芸能ネタ、ときどき恋愛エピソードも。

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