顔のたるみは機械で改善する?美容クリニックで「ハイフ」を体験|最新美容レポート

女子SPA! / 2020年3月17日 8時45分

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先端につけたヘッドから照射

 キレイになりたい皆さま、こんにちは。美容活動、略して「美活」を強化しているにらさわあきこです。

 美容を意識し始めると、急に気になってくる美容クリニック。どんな場所なのかとか、ハードなものはやりたくないけどソフトなものなら興味ある…と思っている方も多いのでは? そんな一人として、人気クリニックで話題のメニューを体験してきました。

◆クリニック選び、どうする?

 訪れたのは、東京麹町にある「麹町皮ふ科・形成外科クリニック」。東京大学附属病院形成外科に入局後、国内外での形成外科医局で研鑽を積んだ苅部淳(かりべ じゅん)先生のクリニックです。

 なぜここを選んだかというと、先生が理事をしている予防医療研究協会のFBページを見て主張に共感したから。

「見た目の健康を維持するためには、内側も健康でなくてはなりません。当院はアンチエイジングのため、様々な検査や治療法を通して、病気にならない体作りを提供していきます」とHPにある通り、通常の美容治療を行うというよりは、ずっと美しくいられるための指導をしていくクリニックのようなのです。

 そのためメニューには、食事指導も含まれる腸内検査があるなど多彩。美容クリニックというと、場合によってはクリニック依存になってしまう場所というイメージもあっただけに、自ら健康で美しくいられる習慣を提案してくれる専門医療機関と思い、興味を持ちました。

「自分らしい人生を送るためには、なんらかの制約があると前に進めなかったりしますよね。コンプレックスがあるとか、社会的な制約があるとか…。私は医療を通じてそんな人たちの制約を取り外し、生き生きとした人生を送る手助けができたらと思っているんです。ですから、一般の皮膚科、形成外科的疾患の治療や美容治療の他、リンパ浮腫や性同一障害の外科的治療にも対応しているんです」と、先生。

◆「ハイフ」という美容治療を体験体験

 今回は、FBページに載っていて気になった「ハイフ(HIFU)」という美容治療を体験させてもらいました。

 ちなみに普通に受診する場合は、なりたい方向を伝えて、カウンセリングで予算と合わせて適切な治療を選ぶのがオススメです。その際には、カウンセリングをしっかり行って、その様子でクリニックを選ぶのも大事です。

◆エステサロンと形成外科の違いは?

 では、体験です。ハイフというのは、「High Intensity Focused Ultrasound」の略で、高密度焦点式超音波治療法のこと。

 超音波の熱でコラーゲンが再生成される過程で、しわたるみを改善させることを目的としています。大きな特徴としては、皮膚の下の筋膜までアプローチすることで、皮膚のみならず筋膜のコラーゲンまで大量に再生成され、たるみがより改善されると期待される治療です。

 実は私、夏の終わりごろに別のクリニックで目元に同じ治療を行っているのです。その時の印象が良かったので再びお願いしてみたのですが、それを先生に伝えると「では今回は目元を避けましょう」との返事が。

「ハイフは細胞に傷をつけて再生させる過程でコラーゲンを発生させるものなので、再生は半年程度続きます。その間に同じ治療を行うと熱のあてすぎで細胞が縮み、ひきつれを起こしたり痛みを感じたりする恐れもあるんです」とのこと。

 つまり一度の治療で半年は再生が続くというのですから、ありがたい話です。ですがそれよりも強く思ったのは、医療機関で良かったということ。

 ハイフは最近とてもよく聞きますし、エステサロンでも扱うところがあります。ですが万が一、火傷やひきつれや痛みを起こしても医療機関でなければ原因がわからなかったり、治療ができません(※編集部注:国民生活センターは2017年3月、ハイフ施術は医師が行うべきもので、絶対にエステサロンで受けてはいけない、と警告しています)。

「エステのものとは、ジェットエンジンと扇風機くらいの差があります。エステの機器ではリフトアップ効果や痩身効果は期待できないでしょう。筋膜までアプローチできるのは医療機関で使う医療用機械のみ」というのは知っておいていいかもしれません。

◆治療前の注意点も

 では、別室に移動して治療です。

「神経を避けて行いますので念のためマークしておきます」そう言うと、先生は赤ペンを取り出して、私の顔に線を引いていきました。

◆治療開始。若干の痛みも

 ハイフは筋膜の層までアプローチする…というのは先述の通りですが、それはつまり神経の通る深さにまでアタックするということらしいのです。

「万が一、神経に触れると麻痺を起こす恐れもあります、顔の構造を皮膚だけでなく、筋肉から骨まできちんと知って立体的に捕らえられる医師の元で行うべきでしょう」と苅部先生。

 ジェルを塗ったら、機械で顔を照射していきます。25ミリ幅の縦長のヘッドを機械の先端部につけて隙間なく押しあててはダダダダダ…と連続で照射します。ヘッドは3種類を使い、45mm、30mm、15mmの深さにアプローチしていきます。

 骨にヘッドがあたるときは、痛みがあるかもしれないと説明があり、あごと頬骨にあたった時は痛かったです。なお、痛いといっても治療はとてもスピーディーなので、辛くはありませんでした。

 顔の右半分を終えたところで鏡を見ると、右半分が左よりも明らかにアップしていました。ちなみに私は目元を避けるため、15mmのゾーンに届くもう一つのヘッドは使いませんでしたが、鏡を見て「一緒にお願いできたらよかった」と心の底から思いました。もう半年待てばよかった…。

 その後、左半分も行って、20分程度ですべて終了。熱いと感じることはなく、ぽかぽかと温かみがある程度でした。そして終了後に鏡を見ると、めちゃくちゃ顔が上がっている気がしました。

「コラーゲンの再生はハイフ後に始まるので、これからどんどん変化していきますよ。一番効果が感じられるのは、1~2か月後と言われています」というので、今後に期待です。

◆翌日の感想は…

 ちなみに、ハイフの翌日から顔の弾力がアップして、緩かった皮膚がタイヤのゴムみたいに力強くなったのを感じました。

 またハイフを行った当日の夜に、治療している歯の周辺が痛くなり痙攣がありました。翌日先生に伺ったところ「歯の治療中にはあること」だそう。「続くようなら相談してください」とすぐに対応してもらえたので、不安も解消。

 いずれにしても、なにが起こるかわからないのが美容医療です。きちんとカウンセリングを行い、信頼できると感じた場所を選ぶのが何よりも大事だと思いました。

●苅部淳先生プロフィール

麹町皮ふ科・形成外科クリニック院長。専門分野は形成外科一般、マイクロサージャリー、リンパ管吻合術、乳房再建術、性適合手術、美容外科手術、静脈瘤、レーザー治療など。美容外科手術、レーザー、ボトックス、ヒアルロン酸等。大手美容外科クリニックで長年にわたり研鑽を積み、形成外科専門医として医師の診療、指導にあたっている。詳細なプロフィールはこちら:公式サイト

―「美活(今さら)始めました」―

<文/にらさわあきこ>

【にらさわあきこ】

NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛や結婚、美容について取材・執筆を続ける中、2019年に「美活部」を発足。簡単&ラクに綺麗になるための情報をブログやインスタなどで発信。著書に『未婚当然時代』(ポプラ新書)『婚活難民』(光文社)『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)など。インスタ:@akiko_nirasawa_beauty、ブログ:『美活☆365日 簡単&ラク~に綺麗になろう!』

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