黄身がとろ~ん「大人のアボカドグラタン」のつくり方。決め手は“わさび”

女子SPA! / 2020年3月17日 15時45分

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 料理において永遠のテーマとは、「初心者でもずぼらでも、誰でも上手く、旨く作れる」こと。実はこれ、『極上ずぼら飯』(だれウマ著、ワニブックス刊)からの言葉。そう、全人類の願いを叶えるのが、この一冊なのです。

 著者のだれウマさんは、現役大学生男子であり料理系YouTuber。チャンネル登録者数は30万人を突破したというのだから、その人気は不動のもの。本書に掲載されているのは、だれウマさんがトライ&エラーを繰り返して作り上げた厳選レシピ。なんと100通りもあるのです。

 つまみからメイン料理、さらにデザートまで、すべてを網羅していながら、特別な器具も材料も要りません。「ちょっとしたコツやひと手間を加えるだけで、驚くほどおいしく仕上がる料理」と本書が言うように、料理下手が陥りがちな「何かが足りない、でも何が足りないかがわからない」を回避する、親切設計になっているのです。

◆スピードおつまみ「アボカドの卵黄グラタン」

 今すぐサッと出てくるとうれしいのが、おつまみ。時間と手間をかけないのが鉄則ですが、もちろん見た目と味もまさに絶品なのが、こちら。

☆アボカドの卵黄グラタン(1人分)

【材料】

アボカド1/2個

A

マヨネーズ  大さじ1/2

醤油  小さじ1/2

練りわさび  小さじ1/2

粗びき黒こしょう  少々

卵黄  1個分

ピザ用チーズ  適量

ドライバジル(好みで)  少々

<作り方>

1. アボカドは縦にぐるりと包丁を入れ、ねじって2つに割り、種を取る。

2. ボウルにAを入れてよく混ぜる。

3. 1のくぼみに卵黄をのせ、まわりに2とピザ用チーズをのせる。

4. オーブントースターで7分ほど、焼き色がつくまで焼く。好みでバジルをふる。

 宅飲みの習慣がない私は、こちらを朝食に作ってみました。アボカドのグリーンと卵黄の黄色が、目にも色鮮やかです。とろ~り溶けた卵黄とチーズをパンにつけて食べれば、朝から元気いっぱい。ビタミンとたんぱく質がいっぺんに摂れるのも魅力ですね。

◆超簡単メイン料理「レンジで楽チン!やわらか蒸し鶏」

 仕事して疲れて帰宅、何にもしたくないけれど、豪華でガッツリした肉料理が食べたい。そんな時にオススメなのが、こちら。

☆レンジで楽チン!やわらか蒸し鶏(1人分)

【材料】

鶏胸肉  1枚

A

砂糖、塩  各小さじ1

水  1/2カップ

B

長ねぎ(みじん切り)  1/2本

醤油  大さじ1

酢  大さじ1/2

砂糖、白だし、ごま油  各小さじ1

おろししょうが  1/2かけ

<作り方>

1. 鶏肉はポリ袋に入れ、Aを加えてもみ、1時間以上おく。

2. ボウルにBを入れて混ぜる。

3. 1の水けをとって耐熱ボウルに入れ、ふんわりとラップをかけ、電子レンジで3分ほど加熱する。

4. 取り出して上下を返し、再びふんわりとラップをかけてさらに2分ほど加熱する(肉の赤みが残っている場合はさらに1分ほど加熱する)。粗熱が取れたら薄くそぎ切りにして器に盛り、2のたれをかける。

 私、帰宅時間を逆算して、鶏肉をポリ袋に漬けておきました。火を使わないので、必然的に洗い物が激減しますし、手も汚れません。さらに油も使わないので、ボリュームがありながらとてもヘルシー。

 夕食のメインメニューとしてサーブしましたが、夫もまさかレンチンだけで作ったとは思わなかったようで、「おいしい」を連発していました。

◆キーマカレー油淋鶏やスイーツも可能

 ご紹介した2品は、ごくごくシンプルなものです。しかし本書には、無水キーマカレーから油淋鶏、濃厚バニラアイスからラングドシャまで、いたれりつくせりのレシピ三昧。1ページに1品、写真付きで掲載されていますので、実にわかりやすいのです。しかも、4工程でできてしまうという手軽さ。

 これはすべて、だれウマさんの研究の成果。私達はその恩恵にあやかるだけです。ひとりゴハンも家族全員がよろこぶメニューも、さらにはパーティメニューまで、現役大学生男子が日々考案していると思うと、一皿が感慨深いものになってきませんか。

―小説家・森美樹のブックレビュー―

<文/森美樹>

【森美樹】

1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)を上梓。Twitter:@morimikixxx

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