元旦那からの結婚指輪を売ってみた。そのお値段にのけぞった

女子SPA! / 2020年4月10日 8時47分

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【おおしまりえの幸せな人生の迷い方】

 恋愛ジャーナリストのおおしまりえです。

 不要不急の外出自粛が叫ばれる中、自宅にいる時間が長くなり、多くの人が「部屋を片付けようかな……」という気分になっていることでしょう。

 著者も突然訪れた掃除熱に始まり、過去の恋愛関係などがどんどん整理されていった結果、10年前に買った元夫からの結婚指輪にたどりつきました。

 元夫の指輪とセットで20~30万円はしたであろうプラチナのハーフエタニティリング。「いつか生活が立ち行かなくなったら売ろう」と思っていたら、あっという間に7年がたち、ありがたくも必要になることはありませんでした。

 元夫への気持ちも粛々と整理できた今、売るべきだ! 指輪をはめなおし(はめる必要はないのですが)、歩き出します。もちろん、向かう先はリユースショップです! 結婚指輪のお値段はいかに?

(※査定に訪れたのは緊急事態宣言が出る前です。現在は不要不急の外出は避けてください)

◆ブランド品だから高いわけではない。指輪の査定方法は?

 今回お世話になったのは、浅草橋に店を構える「キングラム 浅草橋店」。「これを」と薬指からリングを抜き、店長の中山さんの手に乗せます。

 プラチナにダイヤモンドが埋め込まれた、結婚指輪のド定番国内ブランドのものです。

「しっかりした作りだと思うんですが……」と、さりげなく高値で買ってほしい旨を伝えると、ハキハキと中山さんは値付けのルールを教えてくれます。

「まず、必ずしもブランド品だから高いという訳ではございません。素材が本当にプラチナや金かを磁石で判断し、また刻印があるかをチェックし、あとは重さとその日の相場をかけ合わせて、値段を算出していきます」

 一般的なアクセサリーであれば、どこかに必ず「PT900(プラチナ900の意味)」や「K24(24金の意味)」といった刻印が入っているのだそうです。

 って、ここで疑問が!

「ダイヤモンドはどうやって値段をつけるんですか?」

 今回の指輪には、ダイヤモンドが数粒はいっています。合計すると0.4カラット。

「残念ながら、ダイヤモンドは1粒0.2カラット~しか値段がつきません。1カラットあれば最低10万円ほどになりますが、おおしまさんの場合、合計で0.4カラット(一粒0.2カラット以下)なので、お値段はつかないですね」

 ガーン……。買うとき、ダイヤモンドがついている方が万が一の時も高いだろうと思ったものの、これならただの金リングとかのほうがよかった……。

 ふと愛のために買った指輪に打算的な心を持ち込んでしまいましたが、本当に「有事の際」を想定して買うのなら、カラット数の大きい石の入った指輪か、金orプラチナのみの太い指輪を買った方がよさそうです。

「ちなみに宝石でも、値段がつくのはダイヤモンド、エメラルド、サファイア、ルビーのような希少性の高い石のみですので、注意してくださいね」とのこと。またきちんと品質の高い宝石を使っているなら、さらに宝石の刻印がアクセサリーのどこかに入っているそうです。

 みなさんも自宅のアクセサリーをよく見てみましょう。

◆意外な指輪の価格とは……

 査定方法を知ったところで、さっそく値段を算出してもらいます。売るとなると、価格はその日の相場に左右されるのですが、この日の相場はプラチナで1g2,533円。指輪の重さが3.5gなので3.5×2,533×0.95(リユースショップの取り分)=約8,430円となります。

「えーーーーーーー安ッッッ!!!」思わず大声が店内に響きます。

 ちなみに新型コロナウイルスの影響で現在は相場が下がっており、流行る前なら1gあたり、今より300円ほど高かったそうです。

「シーズンによっての相場の上下はありませんが、金もプラチナも世界情勢に影響されます。為替相場に変動があれば、金相場も連動します」

 少し物騒な話ではありますが、生きる上での知識として入れておこうと思いました。

◆売る前に確認すべきポイント

 生活にもしものことがあったら売って足しにする。そんな気持ちで手元に置いていた指輪が8000円ちょいだったなんて、ショックもショック。「むしろ、万が一になる前に売っといてよかったです」と、中山さんと二人で爆笑します。

 ちなみにこの日、これ以外にもダイヤとルビーが散りばめられたピアスと、タイで買った純金のネックレスを持ち込むことに。

 まずはピアス。まさかのシルバー製のため、たった100円での買取に(笑)。

「多分入っている石は、ルビーとダイヤじゃないと思います」と言われ、貰い物だからと何年も大事にとっておいた自分が恥ずかしい。

 そしてタイ産のゴールドのチェーンは刻印がないため、別途鑑定機関に送られることに。海外産の金は、刻印が入っていないことも多いということで、その場合専門機関で調べるためその日のうちに売ることはできませんのでご注意を。

 ちなみに、売る場合は身分証明書が必要なので、忘れず持参しましょう。

「製品は一度売ったら買い戻しはできません(店頭販売価格での買い戻しは可能)ので、その点は注意してください。またお見積もりだけでもOKですので、ぜひ気軽にお立ち寄りください」

 こうして8000円ちょっとを手にして意気揚々……とまではいきませんが、なんだか過去のしがらみから開放されたような、軽やかな気持ちでお店を後にします。みなさんも結婚指輪だけでなく、タンスの肥やしとなっているブランド物やアクセサリー、これを機に整理してみませんか?

<取材・文/おおしまりえ>

【おおしまりえ】

水商売やプロ雀士、素人モデルなどで、のべ1万人以上の男性を接客。現在は雑食系恋愛ジャーナリストとして年間100本以上恋愛コラムを執筆中。ブログ

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