たった2ケ月の留学で人生は激変する。「将来の夫までゲットしました」

女子SPA! / 2020年6月22日 15時47分

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セブ島・ビーチ

 若い人たちにとって海外留学は、人生の転機となりうる一大イベント。特に島国育ちの日本人にとっては、母国が陸続きの外国人以上に大きな意味を持つことも多いようです。

 なかには初海外が留学という人もおり、河村菜摘さん(仮名・28歳/専門学校職員)もそのひとり。22歳のとき、英語の語学留学で2か月間、リゾート地で有名なフィリピンのセブ島に滞在。「その後の人生を変えるきっかけになった」と振り返ります。

◆両親の反対を押し切って自腹で留学

「ウチはあまり裕福ではなく、下に兄妹もいたので進学を諦めて、高校卒業後は地元の小さな建設会社に就職しました。けど、ずっと語学留学に憧れていて、フィリピンならアメリカやイギリス、オーストラリアなんかよりも安く英語が学べることを知り、貯金をしていたんです。

 4年間働いてお金もある程度貯まったので、会社を辞めて留学することにしたんです」

 フィリピンはタガログ語と並んで英語が公用語。国民の9割以上が話せると言われています。

 セブ島には多くの語学学校があり、日本や韓国、台湾などアジア各国から英語を学びに若者が留学。しかし、菜摘さんの両親はフィリピンという国にいいイメージを持っていなかったらしく留学に大反対。最終的には費用は全額自己負担であることを理由に、反対を押し切って出発したそうです。

「向こうの大学に進学するわけでもなく、わずか2か月の短期留学なのにお父さんは『そんな夢みたいなことを言ってないで現実を見ろ!』って最後まで否定的だったのが悲しかったです。でも、このまま生まれ育った田舎町に残っていたら、先の人生が見えてしまいそうな気がして嫌だったんです」

◆リゾートなのに朝から夕方までレッスン漬け

 初めての海外という不安もありましたが、それ以上に期待やワクワク感が勝っていたとか。気持ちが高ぶりすぎて、出発前夜は一睡もできなかったといいます。

「飛行機も高校の修学旅行でしか乗ったことがなくて、少し揺れたので怖かったですけど、窓の下に広がるフィリピンの島々と海はとってもキレイで感動しちゃってスマホで撮りまくってました(笑)。あの景色を見て、自分が海外に向かっているんだというのを少しずつ実感していました」

 セブ島で語学学校の寮に滞在。短期集中型のプログラムのため、ランチ休憩を挟んで朝から夕方までほぼレッスン漬け。しかも、学校があるのは街の中心部。窓から海が見えない離れた場所にあったので、最初はリゾートに来ている実感はまったくなかったそうです。

「講師の方とマンツーマンのレッスンが基本で、これが毎日4~5時間。ほかに数人で受けるグループレッスン、スポーツや料理をしながら英語を学ぶ時間もあって、平均すると1日9時間くらい。中学や高校の授業時間よりも全然長かったですけど、とにかく楽しかったですね。

 担当してくれた女性講師はすごくフレンドリーで、年も近かったせいか先生というよりは友達。帰国してからもSNSで連絡を取り合っていて、2年前に日本に遊びに来たときは一緒に温泉にも行きました」

◆婚約者は留学中に出会った台湾男子

 また、同じ短期留学生同士の交流も忘れられない思い出に。現地には日本人留学生も大勢いたそうですが、なるべくほかの国の留学生とコミュニケーションを取るようにしていたそうです。

「グループレッスンで一緒だった台湾の女のコと仲良くなって、台湾人男女のグループになぜか私が混ざっていました(笑)。レッスンが休みの日にはみんなでビーチに行ってマリンスポーツをしたり、市内観光に出かけたのはいい思い出です」

 しかも、今の彼氏は留学中に仲良くなった台湾人男性。コロナの収束時期次第だそうですが、「早ければ来年中の結婚中を考えています」と菜摘さん。

◆留学先で結婚相手をゲット

「相手が外国人だと知って、最初はあまりいい顔をしてなかったお父さんも今は認めてくれています。人生を変えるきっかけになればと留学しましたが、今の自分があるのはそのおかげ。

 留学先で結婚相手をゲットした形になってしまい、自分が思い描いた未来予想図とは違いましたけどね(笑)」

 結果がどうであれ、留学がきっかけとなって幸せをつかもうとしているのは事実。自分を変えたいという彼女の思いが新たな人生を切り開いたのかもしれませんね。

―シリーズ「人生の転機で変わったもの、変わらなかったもの」―

<文/トシタカマサ>

【トシタカマサ】

一般男女のスカッと話やトンデモエピソードが大好物で、日夜収集に励んでいる。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

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