愛犬の散歩中に子猫を発見。犬派だったボクを猫派に変えた天使「ましゅ」

女子SPA! / 2020年6月30日 15時44分

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Kamui_310(@310Kamui)さん宅で暮らす猫のましゅちゃん(推定4歳・女の子)

【○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.15】

 どちらかといえば犬派だったのに、ある1匹の猫との出会いで猫好きになってしまった……。そんな経験をしたことがある猫飼いさんは、意外に多いはず。猫には人間を虜にする不思議な力があるように思えます。

「犬好きだった僕を猫派に変えた天使です」

 愛猫ましゅちゃんのことを、そう表現するKamui_310(@310Kamui)さんも猫の魔力に翻弄されたひとり。2匹の愛犬と1匹の猫に囲まれながら、にぎやかな多頭飼い生活を楽しんでいます。

◆片目が膿に覆われた子猫に遭遇!

 きれいな茶色の被毛を持つましゅちゃん(推定4歳)は、ポジティブな性格の女の子。

 おうちでは持ち前の好奇心を活かし、無理そうに思える高い場所や狭い場所にも果敢に挑んでいます。

 Kamui_310さんとましゅちゃんが出会ったのは、今から4年前の7月。

「朝、いつものように愛犬の散歩をしていると、片目が膿に覆われている子猫を発見しました。可哀想だな……。そう思ったものの、自宅にはすでに2匹の愛犬がいたため、猫を迎えることは難しく思え、やむを得ず素通りすることに。

 しかし、時間が経つほど、子猫のことが頭から離れなくなっていきました。仕事をしていても健康状態や怪我の有無が気になってしまい、親は近くにいたのだろうかという疑問も湧いてきました」

◆会社を早退し、弱った子猫のもとへ

 どうして、何も気にせずに素通りしてしまったのだろう……。6時間ほど前の自分の行動を悔やみ始めたKamui_310さんは、居ても立っても居られなくなり、会社に時間単位の休暇を提出。すぐさま、ましゅちゃんを見かけた場所へ向かいました。

 現地に到着したとき、目に飛び込んできたのは、変わらずその場にいたましゅちゃんの姿。

「朝、見た場所から1mくらいしか移動できておらず、ぐったりしていました」

 その光景を見たKamui_310さんはすぐさま保護。家に連れて帰り、家族になる決意を固めました。

◆命をつなぐため、右の眼球を摘出

 片目の膿が気になったKamui_310さんは、動物病院へ行くことに。そこで判明したのは、右目がもはや手遅れだという事実でした。

「外傷かどうかは不明でしたが、右目はバイ菌に感染していて……。このまま放置すれば、左目や脳にも影響が及び、生命に関わると告げられました」

 悩んだ末、Kamui_310さんは手術を受けさせることを決意。

「右の眼球は全摘出し、まぶたを縫合して、閉じてもらいました」

 手術後は抜糸をするまで、目の付近が汚れないように配慮。小さな体に合わせた、獣医師お手製のエリザベスカラーが外れないように見守り続けました。

 優しいサポートを受けたましゅちゃんはその後、順調に回復し、右目を失ったハンデなど感じさせないほど元気に成長。今では何も心配がいらないほど、猫らしい日常を満喫しています。

◆今ではヤモリと格闘するやんちゃな一面も

 不安だった愛犬との仲は、幸いにもワンちゃんたちが友好的にましゅちゃんを迎えてくれたため、想像していたよりも大変ではなかったそう。

「最初はましゅのほうがびびっていましたが、しばらくすると完全なる“ましゅ王朝”を築きました。寄り添っては寝ず、愛犬が寝ている暖かい場所をましゅが上からマウントを取り、奪っていますが、そのやりとりもなんだか微笑ましいです」

 そんなましゅちゃんは、ヤモリと格闘するのが大好き。

 突然現れる窓越しの訪問者を撃退すべく、日々、猫パンチを繰り出しています。

「Twitterにもたまに投稿しますが、ましゅは運動神経が抜群なんです」

 片目が見えないことなんて、気にならない。そう言っているかのように、ましゅちゃんは心がワクワクすることをたくさん見つけ、ニャン生を謳歌しています。

◆ましゅちゃんが教えてくれた大切なコト

 猫らしい姿をたくさん披露してくれるましゅちゃん。その愛くるしさに触れるたび、Kamui_310さんの中ではますます猫愛が高まっているよう。以前にもまして甘えん坊になったましゅちゃんの変化に喜び「ましゅの後頭部は、日本でもトップクラスだと思います」とのろけていました。

「生命の大切さや生命力の強さ、そしてハンデを負ってしまってもそれを感じさせない元気など、ましゅは大切なことを教えてくれた先生でもあります」

 そう語るKamui_310さんの愛を感じるたび、ましゅちゃんは「猫派増殖作戦」の成功を喜んでいるかもしれません。光が差し込まなくなっても、ましゅちゃんの目はキラキラ輝く「明日」を見続けています。

<文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香>

【古川諭香】

愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291

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