社内不倫が彼の妻にバレ…500万円請求されても、断ち切れない思い

女子SPA! / 2020年10月15日 8時47分

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 不倫する人たちはみな「不倫はダメ」と頭ではわかっていても、どうしてもやめられない……と話します。

 でも、そうやってズルズル続けてしまったことで、どうしようもない泥沼にハマっていってしまう女性も。

◆不倫になんか巻き込まれたくないって思ってたのに

 小森さくらさん(仮名・28歳)は都内大手商社で働く独身OL。スタイルがよくて可愛くて、異性からもモテそうなタイプです。取材開始後、少しの間黙々とコーヒーをすすったのちに「社内不倫になってしまっていて」と、重苦しく話し始めました。

「相手は結婚3年目の既婚者だけど、今は私と付き合っています。直属の先輩で、一緒に出張に行くことが多かったおかげで、徐々に仲良くなっていったんです。既婚者だと知ってはいたけど、泊りがけの出張で夜遅くまで飲み歩いた日に、そういう感じになっちゃって……

 最初は全く、どうこうなろうなんて気持ちはありませんでした。先輩の家庭への愚痴は飲みの度に聞いていたし、不倫になんか巻き込まれたくないって思ってたのに……その日、酔っ払った先輩がどうしても可愛く見えちゃって。その後、先輩の部屋に連れ込まれてこう言われたんです。『嫁とはもう終わる。俺は小森のことの方がずっと好き』って」

 身近に始まる不倫関係では、よく聞く展開かもしれません。そのまま小森さんは、不倫を承知でその人と交際を始めたのだといいます。

◆社内不倫が妻にバレ、100万円の示談金を請求される

「そうやって付き合い始めて、もう半年。私は奥さんと別れるのをずっと待ってたけど、彼はその話をするとケンカになるばかりでなかなか話が進まないって聞いてて……ほんとに別れる気があるのかなとも思い始めていました。ある日、家の最寄り駅で、急に女の人に肩にぽんっと手を置かれて『小森さくらさんですよね』って声をかけられました。ああ、奥さんだなってすぐに思いました。その後カフェに連れていかれて、探偵をつけられてたことが分かって。不思議と冷静な気持ちだったけど、話は淡々と進んでいきました。

『もう夫と会わないでください。私は夫と別れるつもりは毛頭ありません。今回は100万円で話がつくなら、示談にします。振り込みは1週間以内で。断るならあなたたちの会社に、このことを公表します』

 役職にもついてる先輩に迷惑はかけられないって思ったから、痛い金額だったけど飲むしかありませんでした。でもすぐには現金が用意できなくて、親に頭を下げて100万円借りて示談金を払いました。もうこれで先輩とも終わりだなって思っていました」

◆どうしても切れなかった不倫関係はさらなる泥沼へ

 結婚3年目の夫が、会社の若い後輩と浮気していたのだから、妻の怒りはもっともです。お金の工面のために親にまで話をつけた小森さん、さすがに懲りたかと思いきや――。

「奥さんに声をかけられた話も、示談金を支払った話も、もちろん全部先輩に話して『もう会うのはやめましょう』って伝えました。でも先輩の方は奥さんに怒り心頭って感じで『もう、これを機に嫁とは別居の話を進める。お金は絶対に返すから、そんなこと言わないで』って。こんな状況になっても、私と別れたくないって言ってくれる先輩の気持ちが正直嬉しかった。それから5ヶ月くらい経つけど、結局関係は切れなくて、人目を盗みながら会っていました」

 その間結局、男性側は奥さんとの別居には至っていないのだそうです。結局妻にも彼女にも、調子のいいことを言って振り回しているのは男の方なのでは……と勘ぐってしまいますが、“恋は盲目”状態な小森さんの目には、そんな風には写っていないようです。

◆400万円請求されて、ついに弁護士へ相談

「先月、また同じ場所で奥さんに声をかけられました。同じカフェに連れていかれて、今度は証拠写真を持ってこられて、示談金は400万円です、と。実は最初に示談金を払った時に誓約書も書かされてて、ざっくり言うと“次会ったりしたら証拠一つにつき50万円を請求する”っていう内容も書かれていたんですよね。で、8個持ってこられたから400万円。

 こんな大金、自分じゃもうどうにもできないからさすがに弁護士のところに相談しに行きました。減額はできるかもしれないけど、裁判になっても勝つのは難しい、と言われています。もう示談にしなくてもいいかなって思い始めたけど、先輩の方はまだ『どうにか会社にバレるのは防ぎたい』って言っているんですよ。でももう、私には守ってあげられないなあ」

 小森さんは悟りを開いたかのように、泣くでもなく淡々と話していました。守ってあげるも何も、自身も危うい状況だというのに――。

 このままどうにかお金を工面して、ことを公にされないために示談にするのか。それとも会社にバラされることは承知で、浮気相手として裁判所に呼ばれるのを待つのか。そんな修羅の道しか残されていなくても、最後まで小森さんは「それでも、彼のことは今でも好き」と虚しそうに話していました。

―恋愛・結婚“私の失敗”―

<文/ミクニシオリ イラスト/ただりえこ>

【ミクニシオリ】

1992年生まれ・フリーライター。週刊誌を中心にアングラな性情報、最新出会い事情など寄稿。逆ナンや港区合コンなどの現場にも乗り込む。自身の経験人数活かしtwitterやWEBラジオ「airuca」でフォロワーの恋愛相談にも回答。カルチャーにも素養がある生粋のサブカル女子。@oohrin

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