ヴィトン、10万円のフェイスシールド販売へ。透明マスクが海外で流行

女子SPA! / 2020年10月23日 8時45分

写真

(画像:S A C H I K A Instagramより)

 使い捨てマスクから洗える布マスク、その日のファッションとのマッチングコーデも叶うデザイナーズマスクなど、パンデミックの中、フェイスマスクは日々進化。

 アメリカでは口元をプラスチック仕様にした、表情が見える透明のマスクトレンドが始まりつつあります。

◆アメリカで広がり始めた透明マスク、あり?なし?

 部分的でも顔を隠すことに抵抗のある欧米で、表情をきちんと見せることのできる透明マスクに注目が集まるのは必然といえるでしょう。

 そこで今、徐々に広まっているという透明マスク&フェイスシールドの存在に注目。日本のオフィススペースにもフィットするデザインがあるか、見ていきたいと思います。

 特に歯並びに異常なほどこだわるアメリカでは、ほとんどすべての人が幼い頃に歯科矯正を経験しており、きれいな白い歯で笑ってみせることがビジネスや恋愛の場においても重要。

 マスクを「2020年の“イット”アクセサリー」と位置づける『コスモポリタン Cosmopolitan』は、透明マスクにはデザイン性の他にも、聴覚障害のある人と会話をするときに口の形や表情を見せることができるなど、コミュニケーションの壁をなくすことのできる機能性に注目しています。

 EtsyやAmazon、Walmartで販売されている透明マスクは、色柄入りのファブリックでフレームのように縁取られた商品が多く、中には飛沫から目を守るアイシールドがドッキングされているタイプのものも見受けられます。

 ただ、色、柄、縁の太さなど、どのタイプのフレームが自分の顔に似合うのか見極めるのは、メガネを選ぶより難しそう。

 それに、日本人には個性の強すぎるデザインが多く、オフィス使いには正直難しそうというのが筆者の個人的な見解です。

◆ヴィトンもフェイスシールド販売予定

 先日、ルイ・ヴィトンが約10万円の高級フェイスシールド「LVシールド」を現地時間10月30日から発売すると発表しました。

 シールドの縁取りと頭部に巻きつけるストラップに見慣れたLVのモノグラムを使用し、屋外ではサングラスのように暗く色が変わるUV加工を施した、サンバイザーとしても仕える新アイテムです。

◆フェイスシールドブームは確実に来ると英有力紙

『ザ・ガーディアン The Guardian』は、ルイ・ヴィトンのようなブランドがフェイスシールドを発表すれば他のラグジュアリーブランドも同様の商品を作り始めるのは時間の問題とし、すでに透明なフェイスシールドを手掛けているスタートアップやアーティストを紹介しています。

 まるで宇宙服のヘルメットのようなルックスのこのフェイスシールドは、ニューヨーク発のスタートアップ企業 Covidisor(コビダイザー)が開発。空気清浄機付きなのに、軽量で着脱がしやすく、なにより着用者の顔全体を見せることができるのが特徴。約295ドルとルイ・ヴィトンに比べて割安なことも魅力です。

 一方、ベルリンを拠点に活動するアートグループPlastique Fantastique(プラスティーク・ファンタスティーク)は、iSphere(アイスフィア)という名の金魚鉢型フェイスシールドをパフォーマンスアート用に開発。

 アジアや中東諸国と違い顔の表情を見せることにこだわる欧米文化に注目し、アイデンティティの透明性に関する問いかけとして、このフェイスシールドを作成したといいます。

 上下が開いたタイプのフェイスシールドに対して、米疾病対策予防センター(CDC)は、飛沫を防ぐ効果はほとんどないと発表していますが、デザイン的に魅力的なことから今後も同商品に参入するブランドは増えていくだろうと予測されています。

Sources:「Cosmopolitan」「The Guardian」

<文/橘エコ>

【橘エコ】

アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング