40代こそ明るいヘアカラーで白髪も隠せる。浜崎あゆみが指名する美容師の教え

女子SPA! / 2021年1月8日 18時46分

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「ISM」のトップスタイリスト、百瀬三香さん

 30過ぎたら、ましてや40~50代になったら、ギャルっぽいヘアカラーはイタイよね…と思っている人が多いのでは。私もそう思っていました。

 ところが、「歳を重ねるほど明るいヘアカラーがおすすめ!」と断言するのは、人気ヘアサロン「ISM」のトップスタイリスト、百瀬三香 (ももせ・みか)さんです。

◆浜崎あゆみや渡辺直美に指名されるヘアカラー名人

 浜崎あゆみ、黒木瞳、渡辺直美といった有名人に指名される百瀬さん。39歳で2児のママである百瀬さん自身も、堂々と金髪だったりするのです。

 初めての著書『髪の明るさは女性の一生を照らす』(2020年12月刊行)では、ヘアカラー選びのコツや、シャンプーやドライヤーなどセルフケアの基本までじっくり紹介しています。

「年相応なんてもったいない、自由に髪を楽しもう」というメッセージと同時に、明るいヘアカラーは「いいことばかり」だというのです。特に白髪世代は、黒髪にまじった白髪を染める無限ループよりも、髪全体を明るく(ハイトーンに)しちゃうほうが白髪が目立たない。レフ板効果で顔まわりが明るく見えるし、なによりオシャレ。

 ということで、ハイトーンの極意を紹介します(以下の文章は百瀬さん、写真は『髪の明るさは女性の一生を照らす』より)。

◆カラーリングで、うねりも改善できる

 私は歳を重ねるほど明るいヘアカラーにすることを推奨しています。年齢を重ねると、髪の毛に関する悩みも増えてきますよね。でも悩みを苦痛だと思わないで、逆に今までできなかったヘアスタイルを楽しむ気持ちになってください。

 例えば白髪が増えたとします。落ち込む前に、白髪が混ざってしまうような、トライしたことのなかったカラーを入れてみたらどうでしょう。

 それに、カラーは色を変えるだけでなく、様々な力を発揮するんです。

 ある日、30代前半のお客さまが「うねりをなんとかしたいんです」と悩んでいる様子で来店。黒髪でうねりがひどい状態で、毛先の細さも目立っているので不健康そうに見えていました。

 でも縮毛矯正をすることもないと思ったので、明るめのカラーリングをしました。透け感のあるハイトーンのグレージュでカラーリングし、そこに少しだけハイライトを入れたら…もう別人に! うねりも改善、ツヤも出てきました。カラーの力はここまで来ています。

 来店直後は年齢よりも少し疲れて、老け込んだ印象でしたけど、帰りは見違えるようにキラキラオーラを放っていたのです。

◆ハイライトで白髪をカバーする

 白髪をカバーしたいと相談をされたら、私が推すのは「ハイライト」カラーです。ベースよりも明るいカラーを入れて髪の毛全体にコントラストを作る施術です。推してもいますけど、個人的に大好き。色の入れ方にもよりますが、似合わない人がいないんですよ。

 ヘアスタイルが決まっていなくても、「ハイライト」が入っていると、ふわっ、くしゃっとした、空気感のあるヘアスタイルが完成します。動きも出てくるので、頭そのものが軽く見えるし、何より明るい第一印象になります。

 40歳くらいのお客さまが「白髪染めをするのが嫌で、5カ月以上、美容院に行っていないんです」と言ってサロンに駆け込んできました。半年近く全くカラーリングをしていないそう。毛先には退色したカラーが残っていて白髪と混じると、色ムラのある状態でした。

 それならと「ハイライト」をすることにしました。毛先はカット。ブリーチをしてからハイライトを入れて、ベージュをプラス。すると、白髪も全く目立たなくなり、マイナス5歳の印象です!

 白髪をカバーしたいなら、ハイライトは根元から細めに入れていくのがコツ。細めに飽きてきたら、太めのラインで入れて違うインパクトを楽しむ。毛先だけに入れて、グラデーションを作る。その人の雰囲気や希望に合わせて、太さも長さも自由自在です。ただシルバーカラーは、白髪と色が似てくるので避けましょう。

 基本的にはブリーチ(髪の色を抜く)の後にカラーを入れるのが、正しいお作法ですが、ブリーチをしなくてもOKです。ハイライトの明るさが目くらましになって、白髪は全く目立たなくなります。

◆今のブリーチは、思ったほど髪が傷まない

 大人の女性のお客さまの話を聞いていると、圧倒的に「ブリーチ」に対して抵抗を感じている人が多いです。

 当然ですが「ブリーチ」は髪の毛に対して、ダメージを与える施術です。でも未体験の人が想像するほどの悪影響はありません。みなさんの話を聞くと、大昔に不良がオキシドールで「脱色」していたイメージから抜け出せないのかな?と思うことがあります。でもあんなダメージは絶対にありません。

 今は「ケアブリーチ」という方法もあって、基本の「ブリーチ」によるダメージの94%を防ぎながら、髪色を抜く方法もあります。種類はいろいろありますが、要はトリートメント剤と合わせる方法です。髪の毛の内側にトリートメントを浸透させつつ、内側にある色を抜くので従来の髪よりもツヤが出ることもあるほどです。

◆メッシュやインナーカラーも素敵

「ブリーチ」で髪の毛全体の色を抜くことに抵抗があるなら「ハイライト」 という方法も。カラー剤で染めたベースよりも、明るい色で、筋のようにブリー チをした髪の毛を染めていくものです。

 色のコントラストをはっきりさせたいなら「メッシュ」。

 試しに気分を変えたいなら「インナーカラー」で、髪の内側に色を入れる方法も。少し派手な色を入れると、視線がその部分に集中するので、白髪に視線がいかなくなる。ちなみに「インナーカラー」なら、シールエクステを内側に装着して、どんな雰囲気になるのか疑似的に体験することもできます。

<文/百瀬三香(ももせ・みか)>

【百瀬三香(ももせ・みか)】

人気ヘアサロン「ISM」のトップスタイリスト。女性雑誌の撮影、MVの撮影など サロンワーク以外でも活躍中。各著名人からも信頼が厚く、浜崎あゆみ、黒木瞳、渡辺直美、若槻千夏、倖田來未などが、彼女を指名する。私生活では二児の母親でもある。著書に『髪の明るさは女性の一生を照らす』。Instagram:@momomika0314

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